対象製品: 2017.1 Update 以降
AutoCAD 2017 for Mac で行われた変更の概要は次のとおりです。
Apple Touch Bar のサポートが追加されました。AutoCAD for Mac を使用している間、Touch Bar にファンクション キーのショートカットのアイコンが表示されます。
Touch Bar は、をクリックしてカスタマイズすることができます。
PDF ファイルから現在の図面に、ジオメトリ、塗り潰し、ラスター イメージ、TrueType 文字を読み込むことができます。PDF データは、現在の図面にアタッチされている PDF から読み込むことも、指定した PDF ファイルから読み込むこともできます。データの精度は、PDF ファイルの精度、およびサポートされているオブジェクトのタイプによって制限されます。PDF 尺度、画層、線の太さ、色など、一部のプロパティを維持することができます。
主要コマンド: PDFIMPORT[PDF 読み込み]
[パブリッシュ]ダイアログ ボックスが、PDF pc3 のサポートにより更新されました。図面を PDF に出力するときに、5 つの定義済み PDF プリセットから 1 つを選択できるようになりました。これらのプリセットにより、さまざまな用途に適した各種の PDF 出力オプションを簡単に設定することができます。
円弧や円に関連付けられた中心マークを作成したり、選択した線分やポリライン セグメントに関連付けられた中心線を作成することができます。互換性のために、この新しい機能が現在の方法に取って代わるわけではありませんが、代替法として提供されます。
主要コマンド: CENTERMARK[中心マーク]、CENTERLINE[中心線]
AutoCAD for Mac では、OSX ネイティブのフル スクリーン モードがサポートされるようになりました。[Cmd]+[0]を使用して、フル スクリーンに切り替えたり、元に戻すことができます。分割ビューもサポートされているので、AutoCAD を他のアプリケーションと並べて表示できます。
AutoCAD 2017 for Mac では新しい License Manager を導入したことで、ネットワーク ライセンスの使用中に License Manager との接続を失った場合、ライセンスのタイプを変更して作業内容を保存することが容易になりました。
レンダリングは、AutoCAD for Mac では使用できなくなりました。A360 オンライン レンダリング サービスが、RENDERONLINE[オンライン レンダリング]コマンドを使用して利用可能です。
詳細は、A360 ヘルプの「レンダリング」を参照してください。
オフライン ヘルプはインストール パッケージに含まれなくなりました。これによりインストール パッケージのサイズが小さくなり、ダウンロード時間が短くなりました。オフライン ヘルプは、オンライン ヘルプを使用したくない場合に別個にインストールできます。