作成するディスペンス パスそれぞれに、複数のパスを指定したり、各パスに異なるディスペンス量を指定することができます。
アンダーフィル封止成形のダイナミック ディスペンスは、次のメッシュ タイプでサポートされています。
3D
このタスクは、各ディスペンス パスに沿って射出位置を設定し、成形プロセスとして[アンダーフィル封止成形]を選択し、ディスペンス コントローラを作成していることを前提としています。
- ディスペンス パスの開始コントローラを選択し、右クリックして[プロパティ]を選択します。
- [データの編集]をクリックして、[ディスペンス データ]ダイアログ ボックスを開きます。
- 注入する樹脂の量を、成形品体積のパーセンテージとしてまたは絶対量として入力します。この値は、基本的には、パスごとに注入する最大量です。
- 表に、各パスの[開始時間]と[終了時間]を入力します。
注: 最初のディスペンス パスは、時間 t=0 から開始する必要があります。複数のディスペンス パスを作成した場合、1 つのディスペンス パスの最初のパスはゼロから開始する必要がありますが、他のディスペンス パスの最初のパスはゼロ以外の時間から開始することができます。
- 各パスの[パス体積の乗数]に、注入するディスペンス量の比率を入力します。
たとえば、[各パスのディスペンス量]が 70% で、[パス体積の乗数]を 0.5 にすると、そのパスには成形品体積の 35% が注入されます。
注: 各パスのディスペンス速度は一定ですが、指定した量が注入される時間を制御することによって、別のパスのディスペンス速度を変更することができます。