マスター バレルとサブバレルの両方の射出開始を遅延することができます。既定では、すべてのバレルは[遅延なし]に設定されます。
このタスクは、マルチ バレル熱可塑性樹脂射出成形でサポートされています。また、マスター バレルとサブバレル(1 つまたは複数)を設定していることを前提としています。マスター バレルの場合、
[プロセス設定]をクリックして[遅延タイマー]にアクセスします。サブバレルの場合、
()をクリックしてから、該当するサブバレル コントローラの[編集]をクリックします。
重要: 少なくとも 1 つのバレルの開始は[遅延なし]に設定する必要がありますが、マスター バレルである必要はありません。
- 基準ノードを特定するには
-
射出の遅延は、他のバレル位置を基準として設定されます。
- [レイヤー]パネルで、メッシュ ノードのレイヤーを表示に設定します。
- どのバレル位置を遅延の基準位置とするかを決定します。
- 射出位置のノードに拡大ズームし、このノードを選択して色が変わるようにします。
- [形状]タブを開き、[選択]パネルでノード ID を検索します。
- 射出の遅延を設定するときのために、ノード ID を記録します。
- 異なる基準バレル位置を使用して複数のコントローラで遅延を設定する場合は、次の手順に進む前に、ノード ID それぞれを特定することを検討してください。
- 射出の遅延を設定するには
-
各基準バレルの射出ノードのノード ID を記録したことを確認します。
- [プロセス設定ウィザード] (マスター バレルでの遅延を設定している場合)、またはサブバレルそれぞれの[マルチ バレル コントローラ]ダイアログ ボックスで、[遅延タイマー]ドロップダウン メニューから遅延制御を選択します。
- [遅延タイマー]の[設定]をクリックします。
- 遅延が時間に基づいている場合は秒単位で時間を入力し、遅延がラム位置に基づいている場合は mm 単位で距離を入力します。次に、前の手順で特定しておいた基準射出ノードを[基準射出ノード]に入力します。
- [OK]をクリックして、ダイアログ ボックス(1 つまたは複数)を閉じます。