ここでは、構造壁や構造床でユニークな配筋を製造するための単一のカスタム メッシュ筋を作成する方法について説明します。
Custom Fabric Sheet を作成する
- 最初に、カスタムのメッシュ筋を生成するためのガイドラインを設定する必要があります。Precast タブ
Reinforcement パネル ドロップダウン 
(CFS Configuration)をクリックして Custom Fabric Sheet Configuration ダイアログを開きます。
- 次のガイドラインを確認し、必要に応じて修正します。これらのガイドラインを満たしていない鉄筋アセンブリは、メッシュ筋には変換されません。
- Maximum Length of CFS: カスタム メッシュ筋の最大長を指定します。
- Minimum Length of CFS: カスタム メッシュ筋の最小長を指定します。
- Maximum Width of CFS: カスタム メッシュ筋の最大幅を指定します。
- Minimum Width of CFS: カスタム メッシュ筋の最小幅を指定します。
- Maximum Length of Wires: カスタム メッシュ筋のメッシュ筋用ワイヤの最大長を指定します。
- Minimum Length of Wires: カスタム メッシュ筋のメッシュ筋用ワイヤの最小長を指定します。
- X Direction Increment: カスタム メッシュ筋の X 軸のオフセットを指定します。 原点です。
- Y Direction Increment: カスタム メッシュ筋の Y 軸のオフセットを指定します。 原点です。
- Maximum Diameter at Welding Point: カスタム メッシュ筋の溶接点におけるメッシュ筋用ワイヤの最大直径を指定します。
- Minimum Overlapping: カスタム メッシュ筋のエッジで必要な最小ワイヤ オーバーラップを指定します。
- Valid Wire Diameters: カスタム メッシュ筋の生成に必要な、有効な鉄筋サイズを指定します。
- Minimum Two Welding Points for a Wire: カスタム メッシュ筋で、1 つのワイヤに対して 2 つ以上の溶接点が必要であることを指定します。
- 構造壁またはスラブでカスタム メッシュ筋を設計するには、鉄筋インスタンスをスケッチします。次のガイドラインに従ってください。
- 鉄筋は、[カスタム メッシュ筋の構成]ダイアログで指定したすべての制限事項を満たしている必要があります。
- カスタム メッシュ筋は、鉄筋セットや個々の鉄筋を含む鉄筋アセンブリから生成することができます。
注: これは、さまざまな配分およびフリー フォーム鉄筋にも適用されます。
- 設計内のすべての鉄筋を同じ平面上でスケッチまたは配置する必要があります。
- メッシュ筋として使用する鉄筋をすべて選択します。
- [修正 | 構造鉄筋] [作成]パネル
(アセンブリを作成)をクリックします。
- [新規アセンブリ]ダイアログで、[タイプ名]の既定値を編集して[OK]をクリックします。
- 新しい鉄筋アセンブリを選択します。
- Precast タブ Reinforcement パネル
(Custom Fabric Sheet)をクリックします。
- オプション バーで[終了]をクリックします。
- 鉄筋アセンブリが、カスタム ワイヤが配置されたメッシュ筋に変換されます。新しいメッシュ筋は、タイプ セレクタで選択して、モデル内の他の構造壁やスラブにすばやく配置することもできます。
カスタム メッシュ筋を編集する
- カスタム メッシュ筋を選択します。
- [プレキャスト]タブ [配筋パネル]
(カスタム メッシュ筋)をクリックします。 カスタム メッシュ筋が元の鉄筋アセンブリに戻ります。
- 必要に応じて、鉄筋アセンブリの調整を行います。
- [プレキャスト]タブ [鉄筋]パネル
(カスタムのメッシュ筋)をもう一度クリックして、鉄筋アセンブリを再度カスタム メッシュ筋に変換します。 正しく変換するには、編集後の鉄筋アセンブリが上記のガイドラインを満たしている必要があります。
注: [プレキャスト壁における面配筋タイプ]ダイアログおよび[プレキャスト スラブにおける面配筋タイプ]ダイアログの[鉄筋]タブにある[カスタム メッシュ筋に変換]チェック ボックスを使用して、カスタム メッシュ筋を作成することができます。