モデルを監査する

監査機能を定期的に使用すると、Revit モデルの健全性を維持することができます。また、ソフトウェアのアップグレードを準備するときや、必要に応じて問題を特定し修正する場合にも、監査機能を使用します。

[監査]機能は、モデル内の壊れている要素をスキャン、検出、修正します。修正済みの要素に関するフィードバックは提供されません。

モデルの監査には時間がかかる可能性があるため、処理の完了を待たなければならない場合があります。

ベスト プラクティスとしては、モデルの監査を週に一度実行します。モデルが急激に変化している場合は、監査の実行回数を増やします。

この監査機能は、モデルに対してだけでなく、ファミリやテンプレートに対しても実行できます。

モデルを監査するには

  1. モデルを既に開いている場合は閉じます。
  2. Revit LT で、[ファイル]タブ [開く] (プロジェクト)をクリックします。
  3. [開く]ダイアログで、次の操作を行います。
    1. モデルが格納されているフォルダにナビゲートし、フォルダを選択します。
    2. [監査]オプションを選択します。
    3. [OK]をクリックします。
  4. 監査処理が完了したら、変更をモデルに保存します。
    ヒント: この時点で、モデルを閉じて開き直すこともできます。新たに監査されたモデルは、最新のバックアップ ファイルに保存されます。バックアップ ファイルをコピーし、このモデルが監査済みであることを示すファイル名を割り当てます。これにより、必要に応じてモデルをこのエディションに戻すことができます。