アップグレードが必要なモデルを開く場合について

Revit LT の以前のリリースからのモデルを開く場合、最新のリリースへのモデルのアップグレードが必要になることがあります。

最後にファイルの保存に使用された Revit LT のリリースを確認するには、Revit LT の[開く]ダイアログ ボックスでファイルを選択します。

重要: Revit LT モデルには下位互換性はありません。モデルをアップグレードして保存すると、ソフトウェアの以前のリリースを使用してモデルを開くことができなくなります。
次のファイルはアップグレードが必要になる場合があります。

ソフトウェア内のモデルを開く

Revit LT を起動し、アップグレードが必要なモデルを開く(またはファミリをロードする)と、アップグレード プロセスが自動的に始まります。ダイアログにメッセージが表示され、モデルのソフトウェア リリースとアップグレード後のリリースが示されます。モデルのサイズによっては、アップグレード プロセスに時間を要することがあります。

アップグレードが完了したら、プロセスを繰り返さなくてもいいように、モデルを保存します。これにより次回以降は、より短時間でモデルを開くことができます。
ヒント: ファイルを間違ってアップグレードして保存した場合、以前のバックアップからモデルを復元できます。Revit LT の適切なリリース(メッセージに示される)を使用して、最新のバックアップ ファイルを開きます。モデルに加えた最新の変更が一部失われる可能性がありますが、ほとんどの元のプロジェクトはそのまま残ります。

最新のソフトウェア リリースにアップグレードする必要がない場合は、[アップグレードをキャンセル]をクリックします。

[アップグレードをキャンセル]をクリックした場合:

モデルをダブル クリックして開く

開始しようとするファイル名にカーソルを移動し、ダブルクリックすることにより、Revit LTの起動とモデルの表示を1回の操作で行うことができます。既定では、最後にインストールしたソフトウェアのリリースが起動します。以前リリースされたソフトウェアにより作成されたモデルの場合、モデルのアップグレードが必要になります。

この場合、ダイアログが表示されます。次のオプションを選択します。

ワークシェアされているモデルに関する考慮事項

ワークシェアされているプロジェクトを Revit LT の現在のリリースにアップグレードする場合は、中央モデルをアップグレードします。ただし、確立された、ワークシェアされているプロジェクトをアップグレードする際は多くの点に考慮する必要があります。次のトピックを参照して、ワークシェアされているモデルのアップグレードの影響について理解を深めてください。