壁サーフェスの計算に適用する壁の高さの縮小を定義するには

注: このトピックは Roombook ユーザのみが対象です。
部屋の内側の壁サーフェス(しっくいまたはペイント仕上げ)のマテリアルを計算する場合は、図面に描かれていない天井伏せ、スラブ レイヤ、または腰壁を考慮する必要があります。次の 2 つのオプションがあります。

これは、部屋の高さに対してすべてのオブジェクトの高さを同レベルだけ縮小することに意義があります。この 2 つのオプションの違いは、部屋の中に高さの違うオブジェクトがある場合に明瞭になります。

  1. [Vision ツール]タブ [Roombook]パネル [ルーム量を計算]をクリックします。
  2. [ルーム量を計算]ダイアログ ボックスで[計算]をクリックします。
  3. [結果を表示/編集]をクリックします。
  4. [部屋の数量]ダイアログ ボックスの[部屋を選択]で、[部屋の数量]リストから[壁サーフェス]を選択します。

    選択した部屋に含まれるすべての壁サーフェスが表示されます。この高さはオブジェクトごとおよび面ごとに表示されます。

  5. 壁の高さの縮小タイプを選択します。
  6. [壁の高さの縮小]ボックスに値を入力します。

    既定値は 0 です。これは壁の高さの縮小が適用されないことを意味します。

部屋に 4 面の壁があります。そのうち 1 つは高さ 3 メートル、他の 3 つは高さが 2 メートルしかありません。

壁の高さの縮小 - なし
壁の高さの縮小 - なし (値は 0)
オブジェクトの最大高さからの壁の高さの縮小
オブジェクトの最大高さからの壁の高さの縮小を指定し、値を 1 メートルと入力します。すべてのオブジェクトの高さがこれと同じ値(1 メートル)だけ縮小します。
部屋の最大高さからの壁の高さの縮小
部屋の最大高さからの壁の高さの縮小を指定し、値を 1 メートルと入力します。部屋の中で最も高いオブジェクトを探し、その最大の高さを基準に、縮小値を適用します。低いオブジェクトも応分に縮小されますが、最大の高さから縮小値を差し引いた高さより低いオブジェクトは何も縮小されません。