実習 1: 土積図を作成する

この実習では、プロジェクト サイトのフリー ホール土量とオーバーホール土量を表示する土積図を作成します。

土積図を作成するには、次の項目が必要です。

この実習で使用するサンプル図面には、これらの項目がすべて含まれています。

マテリアル リストを作成する方法については、実習「マテリアル リストを作成する」を参照してください。

土積図を作成する

  1. チュートリアル図面フォルダにある Mass Haul-1.dwg を開きます。
  2. [解析]タブ [土量とマテリアル]パネル [マス カーブ] 検索をクリックします。
  3. [土積図を作成]ウィザードの[一般]ページで、次のパラメータを指定します。
    • [マス カーブ ビュー名]: Mass Haul Balancing
    • [マス カーブ ビュー スタイル]: Free Haul and Overhaul
  4. [次へ]をクリックします。
  5. [マス カーブ表示オプション]ページで、[マテリアル]領域の設定を確認してください。マテリアル リストでの選択が、選択した横断抽出ライン グループとともに保存されます。マテリアル リストを作成する方法については、実習「マテリアル リストを作成する」を参照してください。[マス カーブ ラインとして表示するマテリアルを選択]リストで選択できるオプションを確認してください。ただし、ここでは既定の[総土量]オプションを適用します。[マス カーブ ライン]領域で、次の設定を指定します。
    • [マス カーブ ライン名]: Mass Haul Line Total Volume
    • [マス カーブ ライン スタイル]: Free Haul and Overhaul - Grade Point
  6. [次へ]をクリックします。
  7. [バランス オプション]ページの[フリー ホール オプション]で、[フリー ホール距離]チェック ボックスをオンにします。フリー ホール距離として 300.0000’ と入力します。

    この値では、土工機械が標準の比率でマテリアルを運搬する距離を指定します。この距離を超えて移動されたマテリアルは、オーバーホールと見なされます。通常、このようなマテリアルはより高い比率で充填されます。

  8. [ダイアグラムを作成]をクリックします。
  9. 図面で、縦断ビューの上にある赤い円の中心にスナップして、土積図を配置します。

    土積図が表示されます。土積図には、3 つのマス カーブ リージョンがあります。次のイメージで示すように、マス カーブ リージョンは、マテリアルが切土または盛土になっている測点範囲を示します。マス カーブ ラインがバランス ラインより上にある場合、マテリアルは切土です。マス カーブ ラインがバランス ラインより下にある場合、マテリアルは盛土です。

このチュートリアルを続けるには、「実習 2: マス カーブ土量のバランスを調整する」に進んでください。