この実習では、バランス ラインの上下のマス カーブ土量のバランスを調整し、オーバーホール土量を除去します。
この実習は、「実習 1: 土積図を作成する」から継続しています。
切土マテリアル土量のバランスを調整する
この実習では、前の実習で変更を加えた Mass Haul-1.dwg を使用します。また、チュートリアル図面フォルダから Mass Haul-2.dwg を開いて使用することもできます。
緑のフリー ホール領域の最も高いポイントは測点 3+25 にあります。これが勾配ポイントであり、フリー ホールが切土から盛土に移行するポイントです。サイトの条件に応じて勾配ポイントは、オーバーホールを減少あるいは除去できる土捨場または土取場の最適な位置になります。
ツールチップに現在の測点番号(3+25)と土量(約 1500.00 立方ヤード)が表示されます。

これは、バランス ラインより上にある土量の勾配ポイントの測点番号です。
これは、勾配ポイントにおける概算土量(1500.00 立方ヤード)です。
バランス ラインより上の切土量が完全にフリー ホールになります。バランス ラインより下に赤のオーバーホール土量が作成されたことに注目してください。次の手順では、盛土量のバランスを調整します。

盛土マテリアル土量のバランスを調整する
この測点は、オーバーホール土量(赤)とフリー ホール土量(緑)がマス カーブ ラインと交わるポイントです。この測点を縦断で確認すると、現況地盤サーフェスの比較的平坦な横断であることが分かります。平坦な領域は、土捨場と土取場に適した位置でもあります。
ツールチップに現在の測点番号と土量(約 2000.00 立方ヤード)が表示されます。

測点 6+25 周辺の領域にサーフェス等高線がないことに注目してください。これは、リージョンが比較的平坦であることを示します。
これは、手順 2 で確認した概算土量の値です。
バランス ラインより下の盛土量が完全にフリー ホールになります。

さらに高度な操作: 3 番目のリージョンのマス カーブ土量のバランスを調整するために、測点 11+50 に 10000 立方ヤードの容量で土捨場を追加してみましょう。
このチュートリアルを続けるには、「実習 3: マス カーブ ライン スタイルを編集する」に進んでください。