この実習では、マテリアル リストを作成します。このリストでは、数量算出基準および土工解析で比較するサーフェスを定義します。
マテリアル リストは、土工土量レポートや土積図のいずれかを生成する場合に必要となります。マテリアル リストで、比較対象のサーフェスとして EG と データムを指定します。このマテリアル リストは、横断抽出ライン プロパティとともに保存されます。
この実習は、「実習 1: 数量算出基準およびレポート設定を確認する」から継続しています。
マテリアル リストを作成する
図面を開くと、3 つのビューポートが表示されます。
パネル
検索をクリックします。
[マテリアルを計算]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、選択した基準で定義されたすべての項目のリストが表示されます。
EG および データム というサーフェスが表示されます。次に、これらのサーフェスを定義する実際のオブジェクト名を設定します。
Earthworks 基準設定では、EG が基準サーフェスに設定され、データムが比較サーフェスとして設定されます。[オブジェクト名]フィールドでは、EG サーフェスを基準として、および データム サーフェスを比較として呼び出すオブジェクトが指定されます。これらの基準は、複数のプロジェクトおよびコリドーでも使用できます。
[マテリアルを計算]ダイアログ ボックスの[オブジェクト名]フィールドは、特定のサーフェスおよびコリドー サーフェスを定義して、Earthworks 基準内の名前にマッピングします。
数量計算が実行され、横断抽出ライン グループ プロパティにマテリアル リストが追加されます。図面では、各横断の切土領域と盛土領域がグレー表示になっていることに注目してください。グレー表示された領域にカーソルを合わせると、表示されている情報を確認できます。
このチュートリアルを続けるには、「実習 3: 土量レポートを生成する」に進んでください。