実習 2: マテリアル リストを作成する

この実習では、マテリアル リストを作成します。このリストでは、数量算出基準および土工解析で比較するサーフェスを定義します。

マテリアル リストは、土工土量レポートや土積図のいずれかを生成する場合に必要となります。マテリアル リストで、比較対象のサーフェスとして EG と データムを指定します。このマテリアル リストは、横断抽出ライン プロパティとともに保存されます。

この実習は、「実習 1: 数量算出基準およびレポート設定を確認する」から継続しています。

マテリアル リストを作成する

  1. チュートリアル図面フォルダにある Earthworks-1.dwg を開きます。

    図面を開くと、3 つのビューポートが表示されます。

  2. [解析]タブ[土量とマテリアル]パネル [マテリアルを計算] 検索をクリックします。
  3. [横断抽出ライン グループを選択]ダイアログ ボックスで、次のパラメータを指定します。
    • [線形を選択]: Centerline (1)
    • [横断抽出ライン グループを選択]: SLG-1
  4. [OK]をクリックします。

    [マテリアルを計算]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、選択した基準で定義されたすべての項目のリストが表示されます。

  5. [数量算出基準]フィールドが Earthworks に設定されていることを確認してください。
  6. テーブル内でサーフェス項目を展開します。

    EG および データム というサーフェスが表示されます。次に、これらのサーフェスを定義する実際のオブジェクト名を設定します。

  7. [オブジェクト名]列の EG の行で、<ここをクリック...>をクリックします。リストから EG を選択します。
  8. [オブジェクト名]列の データム の行で、<ここをクリック...>をクリックします。リストから Corridor - (1) データム を選択します。

    Earthworks 基準設定では、EG が基準サーフェスに設定され、データムが比較サーフェスとして設定されます。[オブジェクト名]フィールドでは、EG サーフェスを基準として、および データム サーフェスを比較として呼び出すオブジェクトが指定されます。これらの基準は、複数のプロジェクトおよびコリドーでも使用できます。

    [マテリアルを計算]ダイアログ ボックスの[オブジェクト名]フィールドは、特定のサーフェスおよびコリドー サーフェスを定義して、Earthworks 基準内の名前にマッピングします。

  9. [OK]をクリックします。

    数量計算が実行され、横断抽出ライン グループ プロパティにマテリアル リストが追加されます。図面では、各横断の切土領域と盛土領域がグレー表示になっていることに注目してください。グレー表示された領域にカーソルを合わせると、表示されている情報を確認できます。

このチュートリアルを続けるには、「実習 3: 土量レポートを生成する」に進んでください。