この実習では、指定した間隔で、積算費目をコリドーに適用する数学式を作成します。
この実習で使用する例では、積算費目式により、凹部舗装マーカーがコリドーに沿って 10 フィート間隔で追加されます。この式の同じような適用方法には、車線分解、ガードレールまたはフェンスに沿ったポストの数量の計算があります。
式は、ある測定単位から他の測定単位に積算費目数量を変換する場合にも使用できます。たとえば、任意の積算費目を立方ヤード単位からトン単位に変換する式を作成することができます。
積算費目式、ラベルの式、および設計チェックは、同じような方法で作成します。ただし、積算費目式は、ラベルの式や設計チェックとは異なり、現在の図面に保存されません。この実習では、積算費目式ファイルの保存および管理方法について学習します。
この実習は、「実習 5: 数量レポートを使用する」から継続しています。
積算費目式を作成する
この図面には、ビルディング計画線、駐車場、アクセス道路によって構成される商業用サイトが含まれています。
パネル
ドロップダウン
検索をクリックします。
積算費目式は外部ファイルに書き込む必要があることを伝える通知が表示されます。保存した式ファイルは、現在の図面との関連付けが維持されます。現在の図面で書き込んだ他の式も同じ式ファイルに保存されます。
積算費目式ファイルは、それを使用した図面またはマスタ積算費目リストと同じ場所に保存します。図面を他のユーザに送信する場合は、式ファイルも送信する必要があります。
完了した式は、[式]フィールドに次のように表示されます。
TRUNC({Item Length}/10)+1
この式は、計画線の長さを整数値に切り詰めて、その値を 10 で割ります。結果の値は、凹部舗装マーカーの積算費目カウントとして使用されます。計画線の長さを 10 で割って残りがある場合、合計に凹部舗装マーカーが 1 つ追加されます。
[積算費目リスト]ダイアログ ボックスの[積算費目 ID]番号 63407-0000 の行の[式]セルに
が表示されます。これは、この積算費目に式が追加されているということを示します。
詳細数量レポートを生成する
パネル
検索をクリックします。
パネル 
レポートをスクロールして、Recessed Pavement Marker 積算費目を確認します。線形の長さは、1090 フィートです。作成した式によって線形の長さが 10 で割られ、その結果 10 という数量が算出されます。
他の式ファイルをロードする
パネル
検索をクリックします。
[公式ファイル]をクリックします。
[開く]ダイアログ ボックスを使用して、既存の積算費目式ファイルに移動します。複数の式ファイルを作成しておき、必要に応じて切り替えることもできます。
このチュートリアルを続けるには、「実習 7: 積算費目リストを作成する」に進んでください。