実習 3: 積算費目コードをパイプ ネットワーク パーツに割り当てる

この実習では、パーツ リストを修正して、パイプ ネットワーク パーツの作成時にそのパーツに積算費目コードを割り当てます。積算費目コードを既存のパイプ ネットワーク パーツに割り当てる方法についても学習します。

この実習は、「実習 2: 積算費目コードを AutoCAD オブジェクトに割り当てる」から継続しています。

積算コマンド設定を指定する

  1. チュートリアル図面フォルダにある Quantities-3.dwg を開きます。

    この図面には、ビルディング計画線、駐車場、アクセス道路によって構成される商業用サイトが含まれています。このサイトには、パイプと数種類の構造物を含む、雨水排水ネットワークも含まれています。

  2. [解析]タブ [QTO]パネル [QTO マネージャ] 検索をクリックします。
  3. [QTO マネージャ]ビスタで、をクリックします。
  4. [数量コマンド設定]ダイアログ ボックスの[数量オプションを計算]の下で、次のパラメータを指定します。
    • [計算のタイプ]: 3D
    • [パイプの長さのタイプ]: 内側の端が終点

    これらのパラメータは、各構造物の内側の端から、終点から終点までの距離を使用して、レポートするパイプ長さを指定します。

  5. [OK]をクリックします。

積算費目コードをパイプ ネットワークに追加する

  1. 図面で、パイプ ネットワーク パーツを選択します。[パイプ ネットワーク]タブ [修正]パネル [ネットワーク プロパティ] 検索をクリックします。
  2. [パイプ ネットワーク プロパティ]ダイアログ ボックスの[レイアウト設定]タブの[ネットワーク パーツ リスト]の下で、[現在の選択を編集]をクリックします。
  3. [ネットワーク パーツ リスト]ダイアログ ボックスの[パイプ]タブで、[Storm Sewer] [Concrete Pipe]分類を展開します。
  4. [18 inch RCP]の行で、をクリックします。
  5. [積算費目リスト]ダイアログ ボックスで、[お気に入り]分類を展開します。
  6. [お気に入り]分類で、[積算費目 ID] 60201-0600を選択します。
  7. [OK]をクリックします。
  8. [構造物]タブをクリックします。
  9. 手順 4 から 7 を繰り返して、積算費目を次の構造物に割り当てます。
    構造物 積算費目 ID
    51 x 6 x 51 inch Concrete Rectangular Headwall Mat_CONC 60103-0100
    Eccentric Structure 48 dia 24 frame 24 cone 5 wall 6 floor Mat_CONC 60403-1100 60409-0500
  10. [OK]を 3 回クリックします。

積算費目を持つパーツをパイプ ネットワークに追加する

  1. 図面で、パイプを選択します。[パイプ ネットワーク]タブ [修正]パネル [パイプ ネットワークを編集] 検索をクリックします。
  2. [ネットワーク レイアウト ツール]ツールバーで、次のパラメータを指定します。
    • [構造物]: Eccentric Structure 48 dia 24 frame 24 cone 5 wall 6 floor Mat_CONC
    • [パイプ]: 18 inch RCP
    • [パイプと構造物]: オン
  3. 図面で、2 つのポイントをクリックします

    この操作によって、パイプによって接続された 2 つの構造物が作成されます。

  4. [Enter]を押します。
  5. 新しい構造物のいずれかにカーソルを合わせます。

    ツールチップに、その構造物に割り当てられている各積算費目の説明と ID が表示されます。

積算費目を既存のパイプ ネットワーク パーツに割り当てる

  1. 図面で、道路に沿った排水ますのいずれかを選択します。
  2. 右クリックします。[類似のものを選択]をクリックします。
  3. [QTO マネージャ]ビスタで、をクリックします。
  4. [お気に入り]分類で、[積算費目 ID] 60403-1100 および 60409-0500 を選択します。
  5. [Enter]を押します。
  6. 排水ますのいずれかにカーソルを合わせます。

    ツールチップに、その排水ますに割り当てられている積算費目の説明と ID が表示されます。

    さらに高度な操作: ネットワーク内の他の構造物に対してこの手順を繰り返して、長方形排水ます、マンホール、集排水口に適切な積算費目コードを割り当てます。

このチュートリアルを続けるには、「実習 4: 積算費目コードをコリドーに割り当てる」に進んでください。