PowerInspect DRO を使用し、パーツ内の平行な平面、ライン、エッジ間の距離の測定が可能です。
注: DRO は、CNC マシンおよび手動マシンでのみ使用できます。
2 ポイント間の距離の測定方法
- [ツール]タブ > [マシン]パネル > [DRO]をクリックします。
- パーツの平面を測定デバイスの軸にアラインし、可能な場合は 1 つ以上のプローブ軸をロックします。
注: DRO では、測定デバイスの XYZ 軸沿いの距離のみの測定が可能です。
- DRO の軸と、測定デバイスの軸をアラインします。
- 長さ測定 をクリックします。[長さ測定(軸沿い)]ダイアログが表示されます。
- 測定に使用する軸を選択し、選択軸沿いに測定 をクリックします。
- 測定の始点にプローブを移動し、ポイントのトリガーを行います。
- 測定の終点にプローブを移動し、ポイントのトリガーを行います。2 ポイント間の距離が、[以前の長さ]リストの上部に表示されます。これには、プローブ半径の補正が含まれます。
- 手順 6 から 7 を繰り返して他の長さを測定するか、[閉じる]をクリックしてダイアログを閉じます。
軸の自動選択
軸の自動選択では、DRO がプローブのアプローチ方向を使用して、測定に使用する軸を指定します。そのため、軸を事前に選択せずに、複数の測定を実行することができます。
軸の自動選択によって距離を測定する方法
- [ツール]タブ > [マシン]パネル > [DRO]をクリックします。
- パーツの平面を測定デバイスの軸にアラインし、可能な場合は 1 つ以上のプローブ軸をロックします。 DRO では、測定デバイスの X、Y、Z 軸沿いの距離の測定のみが可能です。
- DRO の軸と、測定デバイスの軸をアラインします。
- 長さ測定 をクリックします。[長さ測定(軸沿い)]ダイアログが表示されます。
- 自動選択 を選択します。
- 軸沿いにある測定の始点にプローブを移動し、ポイントのトリガーを行います。
- 測定の終点にプローブを移動し、ポイントのトリガーを行います。2 ポイント間の距離が、[以前の長さ]リストの上部に表示されます。これには、プローブ半径の補正が含まれます。
- 手順 6 から 7 を繰り返して他の長さを測定するか、[閉じる]をクリックしてダイアログを閉じます。