トラブルシューティング: ダクトと配管のレイアウト

ダクトまたは配管のレイアウトを生成する際の問題をトラブルシューティングするには、次の情報を使用します。

システムに作成したレイアウトのタイプによっては、意図したレイアウトが作成できない可能性があります。次の表に、レイアウト失敗の原因と解決策を示します。

レイアウト失敗の原因 解決策
非常に短いセグメントが 1 つまたは複数あることにより、継手が配置できない。 問題のレイアウト セグメントの長さが大きくなるように修正します。
オフセット高さがわずかに異なっていることにより、継手が配置できない。 レイアウトのメインまたは分岐のオフセット高さを修正して、勾配設定を確認します。
エルボ継手が連続して配置されているため、押し詰められた「Z」の状態が作成される。エルボ間のレイアウト セグメントが短すぎて継手が配置できないか、またはエルボが重なっている。 エルボ間の長さが大きくなるようにレイアウト セグメントを修正するか、[変換設定]ダイアログでメインまたは分岐のオフセット高さを修正します。
継手が、反対の向きで背中合わせに配置されている。 [変換設定]ダイアログ内のダクト タイプを選択し、ティーの替わりにタップを使用します。
システム コンポーネント(ファミリ)はレイアウトに追加されるが、コンポーネントのオフセット高さが指定されていない。システム コンポーネントの位置が希望どおりではない。 [レイアウトの生成]ツールに対して[キャンセル]または[元に戻す]を実行して、[変換設定]ダイアログで、正しいシステム コンポーネントのオフセット高さを指定します。システム コンポーネントは常にレイアウト パターンと同じオフセット高さにあるとは限りません。
レイアウト のオフセット高さが、パターン タイプに対して指定されていない。 そのパターン タイプでの[変換設定]ダイアログで、正しいメインまたは分岐のオフセット高さを指定します。それ以外の場合には、既定のオフセット高さが使用されます。
垂直レイアウト セグメントがベンド継手やティー、クロス継手に接続されているために、3 方向の接続となっている。 別のパターンを選択して、その 3 方向の接続を削除するか、またはレイアウトを変換した後でダクト経路を修正します。