需要率を適用する

[需要率]ダイアログを使用すると、需要率タイプを作成して適用できます。

  1. [管理]タブ [設定]パネル [MEP 設定]ドロップダウン リスト [需要率]をクリックします。
  2. をクリックして、新しい需要率を作成するか、既存の需要率を選択します。
  3. 次のいずれかの方法を使用して、需要率を割り当てます。

    一定の需要率を適用する

      負荷の値に関係なく、一定の需要率を負荷に適用できます。負荷分類に対して需要率が指定されていない場合、新規作成された需要率および既定の計算方法では、一定の需要率が既定で使用されます。

    1. [計算方法]で、[定数]を選択します。
    2. [100%]を受け入れるか、需要率のパーセンテージを新たに入力します。

    オブジェクトの総数に基づく需要率を適用する

      接続されているオブジェクト数に基づく需要率を割り当てることができます。たとえば、項目が 2 つある場合、すべての負荷が 100% で計算されます。項目が 10 個ある場合、すべての負荷が 65% で計算されます。

    1. [計算方法]で、[数量別]を選択します。
    2. [計算オプション]で、[率で合計]を選択します。
    3. をクリックして、追加のオブジェクト数に対する行を追加します。

      テーブルの各行に、オブジェクト数別の需要率が表示されます。

    オブジェクトの数量範囲に基づく需要率を適用する

      オブジェクト数の増加に応じて変化するパーセンテージに基づくように需要率を割り当て、需要率が範囲ごとに加算されるように指定できます。

      たとえば、接続されている負荷のうち大きな 60 個に対してある需要率を指定し、次に大きい負荷 40 個(61~100 など)に別の需要率を指定できます。

    1. [計算方法]で、[数量別]を選択します。
    2. [計算オプション]で、[増分範囲別]を選択します。
    3. をクリックして、追加のオブジェクト数に対する行を追加します。

      行に表示される各範囲は合計されます。

    4. テーブルの各行に、オブジェクト数別の需要率が表示されます。

    総負荷に基づく需要率を割り当てる

      パネルにアタッチされているオブジェクトの総数に基づく需要率を割り当てることができます。総負荷に基づく需要率で、負荷全体が計算されます。

      たとえば、総負荷が 100 VA 未満の場合、負荷は 100% の需要率で計算されます。総負荷が 300 VA の場合、負荷は 65% の需要率で計算されます。

    1. [計算方法]で、[負荷別]を選択します。
    2. [計算オプション]で、[率で合計]を選択します。
    3. をクリックして、負荷の範囲に対する行を追加します。

      テーブルの各行に、負荷ごとの需要率が表示されます。

    負荷の範囲に基づく需要率を適用する

      負荷の範囲ごとに加算される需要率を割り当てることができます。

      たとえば、0~20,000 VA の範囲には 50% の需要率を指定し、20,001~30,000 VA の範囲には 25% の需要率を指定できます。

    1. [計算方法]で、[負荷別]を選択します。
    2. [計算オプション]で、[増分範囲別]を選択します。
    3. をクリックして、負荷の範囲に対する行を追加します。

      行に表示される各範囲は合計されます。

  4. 必要に応じて、[計算結果に追加の負荷を加算]を選択します。