電気コンポーネントで作業する
リボンには、電気コンポーネントと配線の追加、プロジェクト内の回路のチェック、パネル集計表の作成に使用するツールが提供されます。
このセクションの内容
電気機器を配置する
電気機器は、パネルと変圧器で構成されています。電気機器にはホストされるコンポーネント(必ず壁に配置される分電盤)もあれば、ホストされないコンポーネント(ビューのどこにでも配置できる変圧器)もあります。
配電システムを選択する
電気の設計で使用するパネルや変圧器は、回路に配置する前に配電システム用として設定されていなくてはなりません。
機器を配置する
電気機器は、コンセント、スイッチ、ジャンクション ボックス、電話、通信、情報用コンセント、ナース コール装置、壁スピーカ、始動器、煙感知器、自火報総合盤で構成されています。電気設備機器は、多くの場合、ホストされるコンポーネント(壁または作業面に配置されるコンセントなど)です。
照明器具を配置する
ほとんどの照明器具は、ホスト コンポーネント(天井または壁)に配置しなくてはならないホストされるコンポーネントです。
ケーブル ラックと電線管
分岐付きまたは分岐なしのケーブル ラックと電線管を設計に追加します。
配線を追加する
デザイン内の電気コンポーネント間の配線を手動で作成するには、このツールを使用します。
電気設定
このダイアログ ボックスを使用して、配線パラメータ、電圧定義、配電システム、ケーブル ラックおよび電線管設定を指定し、負荷計算と回路番号の設定を指定します。
負荷分類
パネルに接続されている各種電気負荷を分類できます。これらの分類は、負荷分類タイプと呼ばれます。
需要率について
需要率を使用すると、指定した時間での予想に基づいて建物設備の幹線定格を調整できます。電気機器のすべてが完全定格の負荷で描画されるわけではありません。
需要率を適用する
[需要率]ダイアログを使用すると、需要率タイプを作成して適用できます。
回路をチェックする
このコマンドを使用してモデル内の回路を調べ、各回路がパネルに適切に接続されていることを確認します。
電気コンポーネントにタグを付ける
パネルや変圧器などの電気コンポーネントにタグを追加すると、プロジェクト内で識別することができます。
親トピック:
電気システム