フレア星のパラメータ

星はレイの効果より大きく、レイが何百ものスポークが集まってできているのに反して、星は 6 つ以上のスポークで構成されます。星の方がレイよりも濃く、ソース オブジェクトの中心からより遠くまで広がります。星の設定は、[レンズ エフェクト フレア](Lens Effects Flare)ダイアログ ボックスの[星](Star)パネルで制御します。

インタフェース

サイズ

フレーム全体に対する割合(パーセント)として、星の効果の大きさを指定します。このパラメータはアニメートできます。

角度

星のスポークが向く開始角度を度数で設定します。正負両方の値を入力できるため、アニメートされると、星のスポークは時計回りまたは反時計回りに回転します。このパラメータはアニメートできます。

ランダム

フレアの中心の周りに、星のスポークをランダムに配置できます。

星効果内のスポークの数を指定します。既定値は 6 です。

スポークは、フレアの中心の周りに等間隔に配置されます。このパラメータはアニメートできます。

個々のスポークの幅を、全体的なフレームのパーセントとして指定します。このオプションはアニメートできます。

自動回転

[レイ](Rays)パネルの[角度](Angle)編集ボックスで指定した角度を、[レンズ フレア プロパティ](Lens Flare Properties)の下にある[角度](Angle)編集ボックスで設定された角度に加算します。また、自動回転では、アニメートしてもフレアに対する星の相対位置が一定に保たれます。

色相

星のカラーのグラデーションを指定します。このパラメータはアニメートできます。

鋭さ

星の全体的な鋭さを指定します。数値が大きいほど、星は細かく縮れて、滑らかでクリアなものになります。数値が小さいほど、セカンダリ グローの外観が目立ちます。このパラメータはアニメートできます。指定できる範囲は 0 ~ 10 です。

テーパ

星の個々のスポークのテーパをコントロールします。テーパは個々の星ポイントの幅を広げたり、狭めたりします。数値が小さいほどポイントは鋭くなり、数値が大きいほどポイントはフレアされます。このパラメータはアニメートできます。既定値は 0 です。

グラデーション

グラデーションは、星の効果でも他の効果の場合と同じです。ただし、[断面カラー](Section Color)[断面透明度](Section Transparency)は例外です。これらのオプションは、スポークに柔らかさを出す場合に便利です。どちらのグラデーションも、各スポークの中央からスポークの外側エッジへ向かって作用します。