レンズ エフェクト プロパティのアニメート

レンズ エフェクトによって、トラック ビューを使用して、ビデオ ポストが開いているときにアニメート可能なパラメータをコントロールできます。緑色の矢印ボタンが付いているパラメータは、どれでもアニメートできます。

[オート キー](Auto Key)ボタンを選択すると、関連する編集ボックスまたは変数がトラック ビューに表示され、アニメート可能になります。選択されないと、緑色のボタンはグレーになり、パラメータはアニメートできないことを示します。

レンズ エフェクト パラメータを、アニメーションで使用できるように設定する方法は 2 通りあります。

トラック ビューの使用

レンズ エフェクトでトラック ビューを使用するには、特定フィルタの[レンズ エフェクト](Lens Effects)ダイアログ ボックスの 1 つがトラック ビューを起動したときに開いている必要があります。

注: [レンズ エフェクト](Lens Effects)ダイアログ ボックスが開いていない状態でトラック ビューを開くと、トラック ビュー リストに最初のレンズ エフェクトが表示されません。シーンに複数のレンズ エフェクト オブジェクトを使用している場合、トラック ビューには複数のレンズ エフェクト オブジェクトが表示されます。

トラック ビューを開くと、適用したレンズ エフェクト フィルタが、トラック ビュー インタフェース左側のビデオ ポストの下にリストされます。各フィルタの下には、アニメート可能なパラメータが表示されます。パラメータは個別に表示されます。必要なパラメータだけをアニメートできます。

トラック ビューのグラデーションを見ると、最初の 2 つのフラグにはカラー トラックだけが関連付けられていることがわかります。これは、この 2 つがグラデーションの起点と終点であり、不動だからです。3 番目以降に作成されるフラグには、位置トラックが関連付けらます。これは、グラデーション内のフラグのカラーだけでなく、時間の経過につれて位置もアニメートできることを意味します。

特定のレンズ フレア パラメータについてアニメート機能を使用不可能にすると、トラック ビュー内の対応するエントリが即時に消えます。この機能の詳細は、「トラック ビュー」を参照してください。

警告: レンズ エフェクトのパラメータをアニメートすると、実際のシーンへのポインタが作成されます。したがって、VPX ファイルにビデオ ポストのキューを保存すると、レンズ エフェクトのアニメーションは失われます。このアニメーションを保存するには、レンズ エフェクト アニメーションも含めてビデオ ポスト データを MAX ファイルに保存してください。