パーティクルが高速で移動することがよくあります。このような場合、パーティクルにモーション ブラーを追加して、そのモーションを強化することができます。更に、実世界のパーティクル(粒子)は通常、移動時に回転し、互いに衝突します。
このロールアウトのオプションは、パーティクルの回転に影響を及ぼし、モーション ブラー効果を出して、パーティクル間の衝突を制御します。

この領域のオプションにより、パーティクルの回転軸が決まり、モーション ブラーをパーティクルに適用する部分的な方法が得られます。
([ブリザード](Blizzard)パーティクル システムでは使用できません)。移動方向によって作られるベクトルを中心としてパーティクルを回転させます。このオプションでは、[ストレッチ](Stretch)編集ボックスを使用することで、ある形態のモーション ブラーをパーティクルに適用できます。詳細は、パーティクル モーション ブラーの実現を参照してください。
ストレッチ0 (ゼロ)よりも大きい場合、パーティクルはその速度に応じて移動軸に沿って伸びます。 特に、[ストレッチ](Stretch)(Stretch)の値に[速度](Speed)(Speed)([パーティクル モーション](Particle Motion)(Particle Motion)領域)で設定した単位ごとにその長さのパーセントを指定します。したがって、[ストレッチ](Stretch)を 2 に設定し、[速度](Speed)を 10 に設定した場合、パーティクルはその移動の軸に沿って元のサイズよりも 20% 長く伸びます。この編集ボックスは、[トラベル / モーション ブラーの方向](Direction of Travel/Mblur)を選択している場合にのみ使用できます。
3 つの[X 軸](X axis)、[Y 軸](Y axis)、[Z 軸](Z axis)編集ボックスで定義されているベクトルを使用します。
[X 軸](X Axis)、[Y 軸](Y Axis)、[Z 軸](Z Axis)X、Y、または Z 軸のスピン ベクトルをそれぞれ指定します。 これらの編集ボックスは、[ユーザ定義](User Defined)が選択されている場合にのみ使用できます。
[変動](Variation)各パーティクルの回転軸の、指定された[X 軸](X Axis)、[Y 軸](Y Axis)、[Z 軸](Z Axis)の設定からのずれを角度で指定します。 この編集ボックスは、[ユーザ定義](User Defined)ラジオ ボタンを選択している場合にのみ使用できます。
この領域のオプションを使用すると、パーティクル間で衝突を引き起こしたり、衝突の発生を制御できます。これには膨大な計算が必要になることに注意してください。特に、パーティクルの数が多い場合は注意が必要です。