スペースの自動更新をアクティブ / 非アクティブにするには

自動調整スペースの自動更新をオンまたはオフに設定するには、次の操作を実行します。

スペースのジオメトリに対する一時的な変更をそのつど更新することは、必要ない場合または好ましくない場合があります。たとえば、壁を削除して同じ位置の別の壁に置き換えるだけの場合は、古い壁を削除したときにスペースを更新し、新しい壁を挿入したときに再び更新するのではなく、新しい壁を配置した後でスペースを更新するだけで十分です。

手動更新を行うと、パフォーマンスは向上しますが、スペースのジオメトリと境界オブジェクトは、図面セッションの間の特定の時点において同期しなくなる場合があります。

自動調整スペースの自動更新が非アクティブになっていて、境界オフセットを計算するために面積計算標準が選択されていると、標準の規則は、自動更新が再びアクティブにされたとき、またはスペースが手動で更新されたときにのみ、変更されたスペースに対して適用されます。

注: スペースの自動更新を再びアクティブにすると、更新がオフになっていた間に境界オブジェクトが追加されなかったスペースだけが更新されます。たとえば、自動更新をオフにしている間に、分割する壁をスペースに追加してから、自動更新をオンにすると、スペースは壁によって分割されません。新しいジオメトリを反映させるには、スペースを手動で更新してください。
  1. [オプション]をクリックします。
  2. [AEC オブジェクト設定]タブをクリックします。
  3. [スペースの設定]で、自動調整スペースを自動的に更新するかどうかを指定します。
    次の操作を行いたい場合 次のように操作します
    境界オブジェクトを変更するたびに自動調整スペースを自動的に更新するには [自動調整スペースを自動的に更新]を選択します。
    自動調整スペースを手動で更新するには [自動調整スペースを自動的に更新]をオフにします。
  4. [OK]をクリックします。
    ヒント: スペースの自動更新は、aecspaceautoupdate コマンドを使用してオンまたはオフに切り替えることもできます。