点の座標値や、2 つの回転角度の計測値を入力して、視線方向を定義することができます。
この点は、原点(0,0,0)の方向を見ながらモデルを表示するときの、3D 空間での視点位置を表します。視点の座標値は、システム変数 WORLDVIEW を変更しない限り、ワールド座標系が基準になります。標準ビューを定義する規則は、建築(AEC)設計と機械設計では異なります。AEC 設計では、XY 平面に垂直なビューが平面図(プラン ビュー)になります。機械設計では、XY 平面に垂直なビューは正面図になります。
-VPOINT[3D 視点]コマンドを使用して、ビューを回転できます。次の図は、WCS の X 軸と XY 平面を基準にした 2 つの角度によって定義したビューです。