ペンを使用しない多くのプロッタでは、仮想ペンを使用してペン プロッタのパフォーマンスをシミュレートできます。ソフトウェアを使用してペンをコントロールすると、[線の太さ]、[線種]、[濃淡度]、[線の端部のスタイル]、[線の結合部のスタイル]、[塗り潰しスタイル]の各設定における印刷スタイル テーブルの値が有効になり、プロッタのコントロール パネルの設定が優先されます。
ペン属性のソフトウェアによるコントロールをオフにすると(通常はプロッタ上で行います)、仮想ペンは選択できても、線の太さ、線種、線の端部のスタイル、線の結合部のスタイル、塗り潰しスタイル、色などはコントロールできません。プログラムでは、[プロッタ環境設定エディタ]の[デバイスとドキュメントの設定]タブで、[ベクトル グラフィックス]オプションの[カラー デプス]領域から[255 仮想ペン]を選択すると、ソフトウェア(標準)コントロールよりもハードウェア(仮想ペン)コントロールが優先されます。他のカラー デプスを選択すると、ソフトウェア コントロールになります。
印刷スタイル テーブルを作成するときは、さまざまな種類のプロッタで使用されることと、プロッタとモードによって印刷スタイル テーブルの有効になる部分が決定されることを認識しておく必要があります。
[印刷スタイル テーブル エディタ]では、複数の印刷スタイルのプロパティを編集できます。