文字を記入するときにビッグ フォントが使えるようにするには、STYLE[文字スタイル管理]コマンドを使用して文字スタイルを作成し、そのスタイルでビッグ フォント ファイル名を指定する必要があります。
文字スタイルで標準の ASCII フォントも使用できます。ファイル名を 2 つだけカンマ(,)で区切って入力してください。次の例では、STYLE[文字スタイル管理]コマンドのコマンド ライン バージョンを使用しています。
コマンド: -style
文字スタイル名を入力 または [一覧(?)]<現在値>: スタイル名を入力します。
完全なフォント名 または フォント ファイル名(TrueType または SHX)を指定: txt.shx, bigfont.shx
最初の名前が標準フォント、2 番目がビッグフォントだと解釈されます。
名前を 1 つだけ入力すると、標準フォントと解釈され、文字スタイルの設定から関連するビッグフォントの指定が解除されます。
フォント ファイル名を指定するときに、先頭または末尾にカンマを付けると、もう一方のフォントに影響を与えず、指定したフォントだけを変更できます。次の表を参照してください。
フォントを変更するための入力 |
|
---|---|
入 力 |
結 果 |
標準,ビッグフォント |
標準フォントとビッグフォントの両方を指定 |
標準, |
標準フォントのみ(ビッグフォントは変更なし) |
,ビッグフォント |
ビッグフォントのみ(標準フォントは変更なし) |
標準 |
標準フォントのみ(必要に応じて、ビッグフォントの指定を解除) |
[Enter] (無応答) |
変更しない |
-STYLE コマンドを使用して文字スタイルの一覧を表示したり、既存の文字スタイルを変更すると、標準フォント ファイル、カンマ(,)、ビッグフォント ファイルの順で表示されます。文字スタイルにビッグフォント ファイルのみを指定しているときは、,greek のように、先頭にカンマ(,)が表示されます。
文字列内の各文字に対して、まずビッグフォント ファイルが検索されます。ビッグフォント ファイルに文字が見つからないと、標準フォント ファイルを検索します。