コンポーネントを再配置する

コンポーネントを配線に沿ってスクートし、子コンポーネントを挿入します。

正しい位置にコンポーネントが挿入されなかった場合、コンポーネントをスクートできます。[スクート]ツールを使用してコンポーネントや線番を選択し、すべての接続を維持したまま、配線の位置を移動します。配線や回路の横線全体を選択し、新しい位置にスクートできます。スクートされた項目に親コンポーネントがある場合は、スクートされたコンポーネントのタグを付け直すかどうか尋ねられます。

[スクート]ツールは、線番、コンポーネント、端子、PLC I/O モジュール、連結破線のジョグ、渡り線の矢印、配線、および配線交差点のループを含む配線について実行できます。

コンポーネントをスクートする

  1. [回路図]タブ[コンポーネントを編集]パネル[コンポーネントを修正]ドロップダウン[スクート]の順にクリックします。 検索
  2. プロンプトに対して、次のように操作します。

    スクートするコンポーネント、配線、または線番を選択:

    ライン リファレンス 403 に挿入したコンポーネントを選択します。

    カーソルがボックスに変化します。

    スクートするコンポーネント、配線、または線番を選択: 次の点

    カーソルを右に動かしてクリックし、右クリックしてコマンドを終了します。

    コンポーネントが新しい位置に移動します。

    [スクート]ツールを使ってコンポーネントや線番を指定し、配線に沿って移動することもできます。配線や回路の横線全体を指定すると、それぞれの接続関係を維持したままスクートすることができます。

親コンポーネントと子コンポーネントを挿入する手順は同じですが、シンボルに注釈を付ける場合は異なります。

子コンポーネントを挿入する

  1. [回路図]タブ[コンポーネントを挿入]パネル[コンポーネントを挿入]ドロップダウン[アイコン メニュー]の順にクリックします。 検索
  2. [コンポーネントを挿入: JIC 回路図シンボル]ダイアログ ボックスで、[リレー/接点]をクリックします。
  3. [JIC: リレーと接点]ダイアログ ボックスで、[リレー NO 接点]をクリックします。
  4. プロンプトに対して、次のように操作します。

    挿入点を指定:

    左側の母線に近いライン リファレンス 404 の配線にカーソルを移動して、クリックします(1)。

    [子コンポーネントを挿入/編集]ダイアログ ボックスが表示されます。AutoCAD Electrical ツールセット では、リレー接点のタグ名は自動的に割り当てられません。編集ボックスには汎用の「CR」が表示されます。リレー接点のタグ名を決定します。リレー接点は、アクティブなプロジェクトの図面で、親リレー コイルに連結する必要がある子コンポーネントです。子は、親リレー コイルで見つかった同じタグ名が設定されます。

    [親/子]をクリックして図面の親を選択し、タグ名を割り当てます。または、[図面]または[プロジェクト]をクリックして、同じファミリ名を持つコンポーネントのリストから選択します。

  5. [子コンポーネントを挿入/編集]ダイアログ ボックスの[コンポーネント タグ]領域で、[図面]ボタンをクリックします。
  6. [ファミリ ="CR" のアクティブな図面のリスト]ダイアログ ボックスで、次の項目を選択します。

    MCAB5 CR403 MASTER CONTROL RELAY

  7. [OK]をクリックします。

    親の値は、すぐに接点に転送されます。

  8. [子コンポーネントを挿入/編集]ダイアログ ボックスで、次のオプションが指定されていることを確認します。

    [コンポーネント タグ]  CR403

    [説明]: 1 行目:  マスター コントロール

    [説明]: 2 行目:  リレー

    [クロスリファレンス]:  403

    [ロケーション コード]  MCAB5

    [ピン]: ピン 1  A1X

    [ピン]: ピン 2  A1Y

  9. [子コンポーネントを挿入/編集]ダイアログ ボックスで、[OK]をクリックします。

    子コンポーネントが挿入されます。リアル タイムでクロスリファレンスが設定されます。コイルには、新しい子接点のライン リファレンス番号が注釈として付加されます。子接点には、親コイルのライン リファレンス位置が注釈として付加されます。