概要 - ワイヤを挿入する

個別の配線を挿入するか、複数の母線配線を挿入します。

配線を挿入する

AutoCAD Electrical ツールセット の定義済みの配線画層に、1 つの線分または一連の線分を挿入します。図面には複数の配線画層を含めることができます。配線はスナップ ポイントで開始または終了する必要はなく、どの角度で曲がっていてもかまいません。配線回路は、1 つまたは複数の配線セグメント、および場合によっては、相互接続し電気的に破断していないコンダクタを形成する分岐からなります。

配線画層に単線または角度付き(22.5 度、45 度、67.5 度)の配線セグメントを挿入することができます(配線画層は、現在の画層である必要はありません)。AutoCAD Electrical ツールセット は、角度付き配線に沿ったコンポーネントのスクートをサポートします。

注: また、AutoCAD の[ライン挿入]コマンドを使用すると、AutoCAD Electrical ツールセット の配線を有効な配線画層に挿入することもできます。

複数の配線を挿入する

パス上の複数の母線配線が自動的にブレークし、基準となるコンポーネントに再接続します。この配線が既存の配線と交差する場合、図面プロパティに基づいて、配線交差ギャップが自動的に挿入されます。ユーザは配線数を定義します。

垂直または水平の母線を挿入します。既定では、水平母線の間隔はラダー横線の既定の間隔と同じです。垂直母線の場合、間隔は、[図面プロパティ] [図面形式]ダイアログ ボックス内の[ラダーの既定]領域に定義された既定値になります。

注: 挿入後に母線のを調整するには、[スクート]コマンドを使用します。

相互連結コンポーネント

選択した 1 組のコンポーネントの位置合わせした接続点の間に配線を挿入します。配線接続点が位置合わせされている場合にのみ、配線が追加されます。