[パワースナップ環境設定]ダイアログ ボックス(AutoCAD Mechanical ツールセット)

[パワースナップ環境設定]ダイアログ ボックスを使用して、オブジェクト スナップ用の 4 つのグローバル設定または 4 つのグローバル設定と 1 つの現在の設定を作成します。

[パワースナップ設定]

現在の設定と 4 つのグローバル設定のドロップダウン リストを表示します。

[パワースナップ]タブ

 

[オブジェクト スナップ オン]

オブジェクト スナップのオン/オフを切り替えます。オブジェクト スナップがオンの場合に、点を指定するよう求めるプロンプトが表示されたとき、点の付近にクロス ヘアを移動するとクロス ヘアは選択した下記のモードでその点へスナップされます。AutoCAD Mechanical ツールセットまた、スナップされた位置にマーカーおよびツール チップが表示されます。AutoCAD Mechanical ツールセットオブジェクト スナップのオン/オフは、[F3]を押して切り替えることもできます。

 

[オブジェクト スナップ トラッキング オン]

オブジェクト スナップ トラッキングのオン/オフを切り替えます。オブジェクト スナップ トラッキングを使用すると、コマンドで点を指定したときに、カーソルが他のオブジェクト スナップ点に基づいて、位置合わせパスに沿ってトラックできます。オブジェクト スナップ トラッキングを使用するには、1 つまたは複数のオブジェクト スナップをオンにします。AUTOSNAP システム変数によってこの設定がコントロールされます。

 

[スナップ オン]

スナップ モードのオン/オフを切り替えます。スナップをオンにすると、カーソルは作図領域を小さな長方形に分割するグリッドに "スナップ" されます。ステータス バーの[スナップ]をクリックするか、[F9]を押すか、またはシステム変数 SNAPMODE を使用して、スナップ モードのオン/オフを行うこともできます。

 

モード

   

[終点]

オブジェクトの最も近い端点にスナップします。(END)

   

[中点]

オブジェクトの中点にスナップします。(MID)

   

[中心]

円弧、円、楕円、または楕円弧の中心にスナップします。(CEN)

   

[ノード]

点オブジェクトにスナップします。(NOD)

   

[四半円点]

円弧または円の四半円点にスナップします。(QUA)

   

[交点]

線分、円弧、または円の交点にスナップします。(INT)

   

[引張]

円弧または線分の仮想延長線にスナップします。(EXT)

   

[挿入]

文字、ブロック、シェイプ、または属性の挿入点にスナップします。(INS) または(Mechanical ストラクチャ)コンポーネント ビューまたはフォルダの基点にスナップします。(INSS)

   

[垂線]

円弧、線分、または円に対して垂直な点にスナップします。(PER)

   

[接線]

円弧または円の接線にスナップします。(TAN)

   

[近接点]

円弧、円、線分、または点の最も近い点にスナップします。(NEA)

   

[仮想交点]

2 つのオブジェクトの見かけ上の交点にスナップします。(APPINT)

   

[平行]

指定した線分に平行にスナップします。(PAR)

   

[円弧半径線]

円弧の中心点および円弧の終点のうちの 1 つを通る仮想線上の点にスナップします。(ARCR)

   

[円弧接線]

円弧の終点に接して通る仮想線上の点にスナップします。(ARCT)

   

[対称度]

指定した線分に対称にスナップします。(SYMP)

   

[すべて選択]

すべてのオブジェクト スナップ モードをそれぞれの[設定]タブで選択します。

   

[すべてクリア]

すべての選択したオブジェクト スナップ モードをそれぞれの[設定]タブで解除します。

 

[オプション]

   

[クロスヘアのサイズ]

クロスヘアのサイズを定義します。

   

[ステータス ラインにスナップを表示]

現在アクティブなスナップ モードがステータス バーに表示されます。

   

[Z 座標を無視]

Z 座標を 0.0 に設定します。選択したすべての点が現在の座標系に投影されます。

   

[エンティティ フィルタを使用]

[エンティティ フィルタ]ダイアログ ボックスで現在の設定をアクティブにします。

[極スナップ]タブ

 

[極トラッキング オン]

極座標トラッキングのオン/オフを切り替えます。[F10]を押すか、またはシステム変数 AutoCAD AUTOSNAP を使用して、極座標トラッキングのオン/オフを行うこともできます。

 

[極角度設定]

極座標トラッキング位置合わせ角度を設定します。POLARANG システム変数によって位置合わせの角度がコントロールされます。

   

[増加角]

極座標トラッキング位置合わせパスを表示するために使用する極座標増分角度を設定します。任意の角度を入力するか、またはリストから共通角度 90、60、45、30、22.5、18、15、10、および 5 のいずれかを選択します。POLARANG システム変数によってこの設定がコントロールされます。

   

[追加角度]

極座標トラッキングで利用可能なリスト内に追加増分を作成します。POLARMODE システム変数によってこの設定がコントロールされます。これを選択した場合は、このタイトルの下のボックスに利用可能な追加角度が一覧表示されます。

   

[新規作成]

新しい角度を入力する[追加角度]ダイアログ ボックスが表示されます。

   

[削除]

選択した追加角度を削除します。

 

[オブジェクト スナップ トラッキング設定]

オブジェクト スナップ トラッキング用のオプションを設定します。

   

[直行軸に沿ってのみトラッキング]

オブジェクト スナップ トラッキングがオンの時に取得されたオブジェクト スナップ ポイントの直交(水平/垂直)オブジェクト スナップ トラッキング パスのみを表示します。POLARMODE システム変数によってこの設定がコントロールされます。

   

[すべての極角度設定を使用してトラック]

ポイントを指定中に、オブジェクト トラッキングがオンの時に取得されたオブジェクト スナップ ポイントの任意の極座標角度トラッキング パスに沿ってカーソルがトラックできるようにします。POLARMODE システム変数によってこの設定がコントロールされます。

 

[極角度測定]

極座標トラッキング位置合わせ角度を測定する基準を設定します。

   

[絶対]

現在のユーザ座標系(UCS)を極トラッキング角度の基準に設定します。

   

[最後のセグメントに相対]

最後に作成したオブジェクトに基づく極座標トラッキング角度です。

 

[極座標スナップ]

   

[極スナップ オン]

スナップ タイプを極スナップに設定します。スナップ タイプを極スナップに設定し、スナップ モードがオンのとき、カーソルは、極座標トラッキング開始点に関連して[極トラッキング]タブに指定された極座標位置合わせ角度に沿ってスナップします。SNAPTYPE システム変数によってスナップ タイプがコントロールされます。

   

[極間隔]

スナップ タイプを極スナップに設定した場合のスナップ増分距離を設定します。この値が 0 の場合、極スナップ距離は、スナップ X スペースにその値を想定します。POLARDIST システム変数によってこの値がコントロールされます。

[フィルタ オプション]

[エンティティ フィルタ]ダイアログ ボックスが表示されます。