このワークフローでは、ブロックはパーツを表し、ネストされたブロックはアセンブリを表します。
部品表では、すべてのブロックがパーツまたはアセンブリとみなされるとは限りません。ブロック パーツ参照をアタッチしてマークしたブロックのみが「パーツ」とみなされます。「パーツ」ブロックを使用してネストされたブロックを作成し、ブロック パーツ参照をネストされたブロックにアタッチすると、部品表ではネストされたブロックがアセンブリとみなされます。部品表では、パーツ ブロックは所属するアセンブリの下にネストされます。このようにして、部品表を使用して図面内にアセンブリ、サブアセンブリ、パーツの階層を構築できます。
ブロック パーツ参照は、ブロックに配置するように設計された特殊なタイプのパーツ参照です。ブロック パーツ参照は、AMPARTREF_BLOCK コマンド、または AMPARTREF[パーツ参照]コマンドの[ブロック(B)]オプションを使用して作成します。ブロック パーツ参照をブロック参照にアタッチすると、ブロックの他のインスタンスはすべてブロック パーツ参照を継承します。ブロックのインスタンスごとに、部品表のパーツのカウントが増分されます。
ブロック パーツ参照をブロック参照にアタッチすると、ブロック パーツ参照とブロック参照の名前が同じ場合、パーツ参照に基づいて、ブロック属性値がパーツ参照のコンポーネント プロパティに読み込まれます。たとえば、ブロックに DESC という名前の属性があり、パーツ参照に DESC という名前のコンポーネント プロパティがあるとします。ブロック パーツ参照をブロック参照にアタッチすると、コンポーネント プロパティ DESC では、ブロック属性 DESC の値が自動的に取得されます。