AutoCAD Mechanical ツールセット には 50 万点以上の標準部品とフィーチャが搭載されていますが、必要な項目が存在しない場合もあります。
たとえば、AutoCAD Mechanical ツールセット に搭載されている標準部品ライブラリには、配管部品が含まれていません。このようなシナリオに対応するため、AcmProdNameLong には、独自のコンテンツを作成してカスタム コンテンツ ライブラリに保存する機能が用意されています。AutoCAD Mechanical ツールセット
この他にも、既存の標準部品のバリエーションが必要になる場合があります。たとえば、形鋼の特定の位置に穴を挿入するなどです。このようなシナリオに対応するため、AutoCAD Mechanical ツールセット には、標準部品をカスタム コンテンツ ライブラリにコピーして、必要に応じて修正する機能が用意されています。
また、標準部品に簡単な変更を加えることもあります。たとえば、ねじの材料を鉄から真ちゅうに変更するような場合です。このようなシナリオに対応するため、AutoCAD Mechanical ツールセット では、ユーザが標準部品のコンテンツ ライブラリをカスタマイズできます。
カスタム コンテンツ ライブラリはブロック ライブラリのように機能します。コンテンツは単一のビューを持つジオメトリで、挿入時に部品表の更新やサイズ変更は行われません。ただし、標準部品のコンテンツ ライブラリにあるパーツまたはフィーチャと同様に、本格的なパーツまたはフィーチャとして使用することもできます。
オーサリング機能を利用したカスタム コンテンツは、次の機能を提供できます。
このセクションでは、これらの機能を備えたカスタム コンテンツをオーサリングする方法について説明します。また、標準部品ライブラリのカスタマイズとコンテンツ ライブラリの配布方法についても説明します。