[幾何公差]ダイアログ ボックス(AutoCAD Mechanical ツールセット)

このダイアログ ボックスを使用すると、呼びジオメトリの許容差を指定できます。

[記号]タブ

 

[要件]

バリエーションを指定するためのボタンと編集ボックスがあります。これらの名前はツールチップにのみ表示されます。これらの上にポインタを移動すると、編集ボックスやボタンを識別できます。

   

[シンボルを挿入]

パレットが表示され、現在のカーソル位置に特殊文字を挿入できます。作図領域のプレビューに特殊文字が表示され、ダイアログ ボックスに対応するコントロール キーのシーケンスが表示されます。

   

[上部の注記]

幾何公差の上部に表示する文字を指定します。作図領域で注記と幾何公差は一体として移動します。

   

[公差記号]

記号のリストを表示し、許容差を定義する幾何公差の種類の記号を指定できます。このリストに表示される記号は、現在の規格によって異なります。

   

[公差 1]

1 番目の公差データを指定します。直径記号や最大実体公差方式記号などの特殊文字を挿入するには、[シンボルを挿入]リストを使用します。

   

[公差 2]

2 番目の公差データを指定します。このオプションは、ANSI 規格に対してのみ使用できます。

   

[データム 1]

許容差の測定元となる 1 番目のデータムを指定します。

   

[データム 2]

許容差の測定元となる 2 番目のデータムを指定します。

   

[データム 3]

許容差の測定元となる 3 番目のデータムを指定します。

   

[下部の注記]

幾何公差の下部に表示する文字を指定します。作図領域で注記と幾何公差は一体として移動します。

   

[全周]

記号に全周指示記号を追加します。このオプションは、GOST 規格には使用できません。

 

[ライブラリ]

現在の製図規格のシンボル ライブラリ内のすべての幾何公差記号を一覧表示します。

   

メニュー オプション

     

[ロード]

選択した記号の設定を[幾何公差]ダイアログ ボックスにロードします。この操作を行うと、[幾何公差]ダイアログ ボックスの現在の設定が上書きされます。

     

[更新]

ライブラリ内の選択された記号を、[幾何公差]ダイアログ ボックスの現在の設定で上書きします。プレビューが更新され、新しい選択が反映されます。記号名と既定の状態は変更されません。

     

[削除]

選択した記号をライブラリから除去します。

     

[名前変更]

記号名を編集できるようにします。AutoCAD Mechanical ツールセット によって記号名が一意であるかどうかが検証されます。

     

[既定を設定]

選択した記号をライブラリの既定の記号にします。記号の横に青いチェック マークが表示され、既定の記号であることが示されます。次回に幾何公差記号を作成するときは、既定の記号が自動的にロードされます。

     

[既定を除去]

選択した記号の既定の状態を削除します。このメニュー オプションは、既定の記号でのみ使用できます。既定の記号を選択していない場合、既定は最後に作成または編集した幾何公差記号に設定されます。

   

[追加]

現在の設定を新しい項目としてシンボル ライブラリに保存します。プロンプトで新しい項目に名前を付けることができます。

   

[読み込み]

別の図面のシンボル ライブラリから幾何公差を読み込みます。編集する幾何公差記号として読み込めるのは、同じ規格と履歴の記号だけです。

 

[クリア]

データをすべてクリアし、ダイアログ ボックスのオプションを既定値に戻します。

[引出線と文字列]タブ

 

[引出線]

   

[一次矢印]

一次引出線の矢印の種類を指定します。矢印が[規格に準拠]に設定されている場合、現在の製図規格から矢印を取得します。その後、現在の製図規格に対して選択した矢印を変更した場合([規格設定]ダイアログ ボックスまたは[幾何公差設定]ダイアログ ボックスで)、この記号の矢印が自動的に更新されます。
   

[二次矢印]

二次引出線の矢印の種類を指定します。矢印が[規格に準拠]に設定されている場合、現在の製図規格から矢印を取得します。その後、現在の製図規格に対して選択した矢印を変更した場合([規格設定]ダイアログ ボックスまたは[幾何公差設定]ダイアログ ボックスで)、この記号の矢印が自動的に更新されます。

   

[面の矢印]

サーフェス指示記号引出線の終点に使用する矢印の種類を指定します。矢印が[規格に準拠]に設定されている場合、現在の製図規格から矢印を取得します。その後、現在の製図規格用に選択されている矢印を変更した場合([幾何公差設定]ダイアログ ボックスで)、この記号の矢印が自動的に更新されます。

注:

このオプションは、編集中の記号にサーフェス指示記号線がある場合にのみ表示されます。

    [引出線セグメントを編集]
     

[追加]

引出線、引出線セグメント、または引出線ノードを追加します。

     

[除去]

引出線、または引出線セグメントを削除します。

    [オブジェクト アタッチを編集]
     

[アタッチ]

記号を図面内のジオメトリにアタッチします。

     

[アタッチ解除]

記号のアタッチを解除します。記号は独立したオブジェクトになります。

 

[引出補助線]

引出線の始点に対する寸法補助線のオプションをコントロールします。引出線がアタッチされている線分または円弧の外側に引出線の始点を移動した場合にのみ、寸法補助線が描画されます。このセクションのオプションを使用できるのは、対象の記号に寸法補助線が存在する場合だけです。

   

[オブジェクトからのオフセット]

寸法補助線の始点とアタッチされたオブジェクトとの距離を定義します。

     

[同期]

DIMEXO システム変数からのオフセットの値をロードします。

   

[補助線延長長さ]

引出線の始点と寸法補助線の終点との距離を定義します。

     

[同期]

DIMEXE システム変数からの延長の値をロードします。

[設定]

[幾何公差設定]ダイアログ ボックスが開き、現在の製図規格の既定の設定を編集できます。