Autodesk Civil 3D 2022 で作業していて、Autodesk Docs に保存されている図面を開くと、ドキュメントは自動的にロックされ、そのユーザが開いている間、他のユーザは編集できなくなります。
Autodesk Docs からロック解除されたドキュメントを Autodesk Civil 3D 2022 で開くと、ほとんどのタイプでは自動的にロックされ、開いたユーザのみが編集できるようになります。ドキュメントを開く方法([スタート]タブから開く方法、Windows エクスプローラーの接続されているドライブから開く方法など)に関係なく、ドキュメントはロックされます。
ドキュメントをロックしている間、変更内容は Autodesk Docs に保存され、Autodesk Docs プロジェクトで作業している他のチーム メンバーは、そのドキュメントを読み取り専用で開くことができます。
ドキュメントを閉じると、ドキュメントのロックが解除され、他のユーザが編集用に開くことができます。
新しい図面を Autodesk Docs に保存すると、同期プロセスが完了した後に自動的にロックされます。
[ツールスペース]の[プロスペクター]タブには、開いている図面のロック ステータスを示す次のアイコンが表示されます。
[スタート]タブの Autodesk Docs ページに、次のアイコンが表示されます。
EnableDSTLock という名前のシステム変数を使用すると、シート セット データ(DST)ファイルのロックのサポートを有効にすることができます。
システム変数 EnableDSTLock は、既定で 0 (オフ)に設定されています。EnableDSTLock が 1 (オン)に設定されている場合、シート セット データ(DST)ファイルは Autodesk Docs から開くときに自動的にロックされ、閉じるときにロック解除されます。
DST ファイルの自動的なロックおよびロック解除を有効にするには
自動的なロックおよびロック解除は、測量データベースではサポートされていません。これらのファイルを操作する場合は、編集の競合を避けるために、手動でロックおよびロック解除する必要があります。手動ロックの詳細については、次のセクションを参照してください。
Civil 3D 2020.1、Civil 3D の旧バージョン、または任意のバージョンの AutoCAD または AutoCAD ベース製品で作業している場合、Autodesk Docs に保存されている図面を開いても自動的にロックされません。
ドキュメントを編集する前に、手動でロックする必要があります。ロックしない場合は、他のユーザが変更内容を上書きする可能性があります。接続されているドライブ上や Autodesk Docs でドキュメントをロックすることができます。
Autodesk Docs に新しい図面を保存する場合、作業を続ける前に手動でロックする必要があります。これにより、他のユーザが変更内容を上書きできなくなります。
ドキュメントを編集して保存した後で、Autodesk Docs に表示されているドキュメントのバージョンを確認したり、Autodesk Docs Viewer で変更内容を確認できます。詳細については、「Civil 3D 図面に Autodesk Docs の表示およびマークアップ ツールを使用するには」を参照してください。変更内容がアップロードされていることを確認したら、他のチーム メンバーが編集できるように、ドキュメントを手動でロック解除する必要があります。
詳細については、Autodesk Docs ヘルプの「Autodesk Docs のドキュメントを使用するAutodesk Docs」を参照してください。
詳細については、Autodesk Docs ヘルプの「ドキュメント」を参照してください。
図面を Autodesk Docs に保存しているときに図面が予期せずロックされた場合は、AeccUnlockCurrentDrawing という名前のコマンドを使用して図面をロック解除することができます。