ネットワーク レイアウト ツールを使用して、パイプ ネットワークで曲線パイプを描画できます。
曲線パイプは、
[パイプと構造物を描画]挿入モードか、[パイプのみ]挿入モードを使用しているときに描画できます。
どの挿入モードを使用していても、作成される曲線ジオメトリは AutoCAD 円弧オブジェクトと等しくなります。パイプの挿入ポイント(または始点)、中点、および曲線パイプの終点をグリップして円弧を編集できます。
曲線パイプを作成した後は、曲線パイプ オブジェクトの接線は維持されません。そのため、曲線パイプをグリップ編集した後に、隣接するパイプへの接線が失われる場合があります。
曲線作成モード
[パイプと構造物]挿入モードか、または[パイプのみ]挿入モードを使用している場合、既定の曲線作成モードを使用できます。パイプを追加するときに、既に構造物を挿入している場合は、構造物をクリックして、曲線パイプの最初の方向と始点を指定します。終点を指定するようプロンプトが表示されます。
この方法は、1 つのパイプのみが既に接続されている構造物(または Null 構造物)から曲線パイプが開始する場合に使用します。この方法では、曲線パイプの最初の始点は構造物によって決定されます。開始方向は、構造物に既に接続されている 1 つのパイプによって決定されます。これにより、直前に描画したパイプか、曲線パイプが開始する構造物(または Null 構造物)に既に存在するパイプに、曲線パイプが接するようになります。
方向を決定するパイプがない場合、最初のポイントで方向を指定するようプロンプトが表示されます。
2 つの点と半径を指定する
この曲線パイプ作成モードを使用する場合は、曲線の両端となる 2 つのポイントと半径を指定します。この方法では、曲線の方向(右回りか左回り)も指定できます。
3 つの点を指定する
この曲線パイプ作成モードを使用して、最初の点、曲線の途中の点、曲線の終点の順に選択します。