概要 - データ共有方法

Autodesk Civil 3D 図面データは、いくつかの方法で共有することができます。

各方法の機能を次のテーブルに示します。

データ共有方法	他の AutoCAD ベースのアプリケーションでのオブジェクトの使用	他のアプリケーション内でのオブジェクトの状態	2D および 3D スタイルの表示設定が各種ビューポートで尊重される	再び Autodesk Civil 3D で開いたときにオブジェクトが残っている
プロキシ グラフィックス	オブジェクトや設計データを表示および印刷します。ただし、オブジェクトの操作はできません。	オブジェクトはインテリジェントでないプロキシ グラフィックスとして表示されます。	いいえ	はい
Object Enabler	オブジェクト ラベルを表示、印刷、コピー、操作します。設計データは編集できません。	オブジェクトはインテリジェントなオブジェクトと維持されます。	はい	はい
[Civil 3D 図面を書き出し] (DWG または DGN へ)	オブジェクトは、AutoCAD プリミティブに分解されます。モデルの視覚的な整合性を保ちます。Autodesk Civil 3D オブジェクト設計データは使用できません。	他のアプリケーションにオブジェクトはありません。AutoCAD プリミティブのみ。	いいえ	いいえ
[SDF に書き出し]コマンド	ポイント、区画、線形、パイプ、構造物が SDF ファイルに書き出されます。SDF を読み込むことのできるアプリケーションで使用できます。AutoCAD Map では、このデータを読み込むことができます。	主に AutoCAD Map 3D の形式です。	SDF は別のファイルです。元の図面は影響を受けません。	SDF は別のファイルです。元の図面は影響を受けません。
[DWF に書き出し]	表示用にオブジェクトの 3D 表示表現を使用します。3D 表示コンポーネントがないオブジェクトは 3D DWF に表示されません。3D DWF にはオブジェクト メタ データも書き出されます。すべてのオブジェクトで、メタ データが書き出されます。	Autodesk Design Review または DWF Viewer が必要です。	Autodesk Design Review または DWF Viewer が必要です。エクスポートする 3D DWF では、3D 表示コンポーネントが使用されます。	元の図面は影響を受けません。

次のセクションでは、Autodesk Civil 3D データを共有するその他の方法を示します。

DEM への書き出し

サーフェスを DEM に書き出しユーティリティを使用して、サーフェス データを DEM ファイルに書き出します。ファイルのタイプは USGS (.dem)または GEOTIFF (.tiff)のどちらでもかまいません。詳細は、「サーフェス データを DEM ファイルに書き出すには」を参照してください。

LandXML に書き出す

LANDXML 書き出しコマンドを使用して、図面データを LANDXML 形式に書き出します。詳細は、「概要 - LandXML の読み込みと書き出し」を参照してください。

ポイントの書き出し

ポイント書き出しコマンドを使用して、図面ポイントを ASCII (テキスト)ファイルまたは Microsoft® Access の .mdb ファイルに書き出します。詳細は、「概要 - ポイント データを読み込む、書き出す」を参照してください。