ImageList ActiveX コントロール

"Microsoft ImageList Control 6.0 (SP4)"
"MSComctlLib.ImageListCtrl.2"
"{2C247F23-8591-11D1-B16A-00C0F0283628}"
注:

ActiveX コントロールは、DotNet フレームワークとそのコントロールを考慮して、最新バージョンの Microsoft Windows オペレーティング システムで非推奨となりました。

MAXScript では引き続き ActiveX コントロールがサポートされますが、これらは MAXScript にアクセス可能なシステムにインストールおよび登録する必要があります。

ActiveX コントロールの代わりに、MAXScript では、3ds Max 9 以降において DotNet コントロールがサポートされます。

説明:

ImageList ActiveX コントロールを使用してイメージを作成および管理し、ListView ActiveX コントロールTreeView ActiveX コントロールなどの他の ActiveX コントロールに、アイコンとして使用するイメージを提供することができます。

コンストラクタ:

activeXControl ilctrl "MSComctlLib.ImageListCtrl"

プロパティ:

.ImageHeight : integer

イメージの高さをピクセル単位で取得/設定します。

.ImageWidth : integer

イメージの幅をピクセル単位で取得/設定します。

.MaskColor : OLE_COLOR

マスク カラーを OLE_COLOR 値として取得/設定します。.UseMaskColor プロパティが true に設定されていると、このカラーのピクセルはバックグラウンド カラーを表示します。

.UseMaskColor : boolean

true に設定すると、.MaskColor プロパティで指定されたカラーに相当するピクセルは描画されず、バックグラウンド カラーが表示されます。false に設定すると、.MaskColor は使用されません。

.BackColor : OLE_COLOR

バックグラウンド カラーを定義します。

.Overlay Key1:undefined Key2:undefined

オーバーレイ キーを定義します。

.hImageList : OLE_HANDLE

OLE_HANDLE を ImageList に返し、windows.SendMessage で使用できるようにします。

.ListImages : IImages

保存されたイメージが含まれる imageList の配列を返します。これには、次に説明するプロパティやメソッドがあります。

ListImages のプロパティとメソッド

プロパティ:

.ListImages.Count : integer

ListImages 配列内に保存されているイメージの数を返します。

.ListImages[Index] : IImage

リストからインデックスで指定されたイメージを返します。インデックスの基数は 1 です。

メソッド

.Add Index:undefined Key:undefined Picture:undefined

Index は追加するイメージのインデックス、key はイメージを識別するためのユーザ定義の名前プロパティ、picture は loadPicture メソッド が返す IPictureDisp 値です。

実例については、「チュートリアル - TreeView ActiveX コントロールを使用したシーン ブラウザの開発 - 第 2 部」を参照してください。

.Clear()

リスト内のすべてのイメージを削除します。

.Remove Index:undefined

リストからインデックスで指定されたイメージを削除します。インデックスは、基数 1 です。