バックグラウンドとイメージ プレーン

注: このトピックでは、レンダリングされたシーン内のバックグラウンドを変更する方法について説明します。作業中にビューポートのバックグラウンド カラーを変更する方法については、「ビュー パネルのバックグラウンド カラーを変更する」を参照してください。

通常、黒のバックグラウンドのシーンでオブジェクトをレンダーし、その後に合成ソフトウェアを使用してレンダリング イメージを適切なバックグラウンドと合成します。ただし次のような状況で、バックグラウンドを挿入することも可能です。

注: Maya でバックグラウンドを作成する場合、特定のカメラに関連付けて作成します。そのカメラからシーンをレンダーすると、そのバックグラウンドがレンダリング イメージに含まれます。別のカメラからシーンをレンダーすると、そのバックグラウンドはレンダリング イメージに含まれません。カメラの詳細については、Maya のカメラの種類を参照してください。

カラー バックグラウンド

カラー バックグラウンドは、レンダリングされたシーンのバックグラウンドを黒、白、赤などのソリッド カラーで塗り潰します。

現在のカメラに基本的なカラー バックグラウンドを作成するには

  1. パネル メニューでビュー > カメラ アトリビュート エディタ(View > Camera Attribute Editor)を選択します。
  2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)環境(Environment)セクションで、バックグラウンド カラー(Background Color)アトリビュートを設定します。

カラー バックグラウンドを削除するには、バックグラウンド カラー(Background Color)を黒に戻します。

テクスチャ バックグラウンド

テクスチャ バックグラウンドは、2D、3D、または環境テクスチャをイメージ プレーンに使用して、3D バックグラウンドや環境をシミュレートします。

テクスチャ バックグラウンドを作成するには

  1. パネル メニューでビュー > カメラ アトリビュート エディタ(View > Camera Attribute Editor)を選択します。
  2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)環境(Environment)セクションで、イメージ プレーン(Image Plane)アトリビュートの右側にある作成(Create)ボタンをクリックします。

    これによりイメージ プレーンが作成され、カメラに接続されます。

  3. イメージ プレーンのタイプ(Type)アトリビュートをテクスチャ(Texture)に設定します。
  4. テクスチャ(Texture)アトリビュートの横にあるテクスチャ アイコン をクリックします。
  5. 表示されるレンダー ノードの作成(Create Render Node)ウィンドウで、バックグラウンドとして使用するテクスチャ(環境テクスチャ(Environment Texture)など)を選択します。

    これにより、テクスチャがイメージ プレーンに接続されます。

イメージ ファイルまたはムービーのバックグラウンド

テクスチャ バックグラウンドに加えて、イメージ プレーンでも、単一のイメージ ファイル、一連のイメージ ファイル、またはムービーをバックグラウンドに使用できます。他のトピックについては、「イメージ プレーン」セクションを参照してください。

関連項目