レンダリングの設定(Render Setup)エディタ上部のシーン(Scene) アイコンをクリックしてシーン レイヤに切り替え、レンダー設定(Render Settings)タブをダブルクリックしてレンダー設定(Render Settings)ウィンドウを開きます。これにより、シーンのレンダー設定(Render Settings)が開きます。
レンダーされているフレームの範囲も表示されます。開始フレーム(Start frame)および終了フレーム(End frame)を設定している場合は、現在のフレームやフレーム 1 ~ 10 などが示される場合があります。
シーン レイヤ(またはいずれかのレンダー レイヤ)のレンダー設定(Render Settings)タブをダブルクリックして、レンダー設定(Render Settings)ウィンドウを開きます。
可視レイヤのレンダー設定(Render Settings)が表示されるようにレンダー設定(Render Settings)ウィンドウが更新されました。
レンダー設定(Render Settings)ウィンドウでオーバーライドするアトリビュートを右クリックし、可視レイヤの絶対オーバーライドを作成(Create Absolute Override for Visible Layer)または可視レイヤの相対オーバーライドを作成(Create Relative Override for Visible Layer)を選択します。
レンダリングの設定(Render Setup)エディタ内に、可視レイヤのレンダー設定(Render Settings)コレクションと、対応するオーバーライドが作成されます。
オーバーライドを作成すると、レイヤの可視性アイコン の周囲に赤い境界が表示されます。オーバーライドがレンダーに反映されるようにするには、レンダーする前にこのアイコンをクリックしてレイヤを更新します。
いずれかのレンダー設定(Render Settings)オーバーライドを選択します。プロパティ エディタ(Property Editor)に、適用されるノードが示されます(たとえば、defaultResolution ノードに適用されます)。このインジケータは、Maya 2017 Update 3 以降に作成されたすべてのレンダー設定(Render Settings)オーバーライドに表示されます。
このインジケータは、複数のノード上で同じ名前を持つ複数のアトリビュートのオーバーライドを作成する場合に役立つことがあります。
たとえば、この場合、width という名前の 2 つのオーバーライドがあります。プロパティ エディタ(Property Editor)では、識別しやすいように、前者が「defaultResolution ノードに適用済み」、
後者が「defaultArnoldFilter ノードに適用済み」と示されています。
シーン レイヤを含む任意のレイヤのレンダー設定(Render Settings)を開くには、レイヤで をクリックしてレンダー設定(Render Settings)コレクションをダブルクリックします。
レイヤのレンダー設定(Render Settings)コレクションがまだ存在しない場合は、中マウス ボタンでレンダリングの設定(Render Setup)エディタからレンダー レイヤにレンダー設定(Render Settings)タブをドラッグ&ドロップします。
特定レイヤ(シーン レイヤを含む)のレンダー設定(Render Settings)を表示すると、対応するレイヤのレンダー設定(Render Settings)コレクションの境界線が灰色で表示されます。
可視レイヤのレンダー設定(Render Settings)ウィンドウのみを表示できます。レンダー設定(Render Settings)ウィンドウが開いた状態で、別のレイヤ(レイヤ上の をクリック)に切り替える場合、可視レイヤの設定を反映するように、レンダー設定(Render Settings)ウインドウが自動的に更新されます。
その逆の場合も同様です。レンダー設定(Render Settings)ウィンドウのレンダー レイヤ(Render Layer)ドロップダウン リストを使用して異なるレイヤのレンダー設定(Render Settings)を表示する場合、このレイヤは自動的に可視に設定されます。
レンダー設定(Render Settings)サブコレクションを作成してオーバーライドをソートし、複数のレンダー設定(Render Settings)の組み合わせを作成します。
レイヤのレンダー設定(Render Settings)コレクションを右クリックして、レンダー設定のコレクションを作成(Create Render Settings Collection)を選択します。次にレンダー設定(Render Settings)オーバーライドをこのサブコレクションにドラッグ&ドロップするか、コピー&ペーストします。
レイヤのレンダー設定(Render Settings)コレクションがまだ存在しない場合は、中マウス ボタンでレンダリングの設定(Render Setup)エディタからレンダー レイヤにレンダー設定(Render Settings)タブをドラッグ&ドロップします。
また、次の操作を実行して、レンダー設定(Render Settings)オーバーライドをサブコレクション内から直接作成することもできます。
この機能は、高(High)、中(Medium)、および低(Low)のレンダー設定(Render Settings)を作成し、これらの設定の中の 1組(中(Medium)など)をローカル レンダー オーバーライドに変換する場合などに使用します。この方法では、インタラクティブなテスト レンダーに低いサンプリング値が使用され、バッチ レンダリングに大きなサンプリング値(グローバルなレンダー設定(Render Settings))が使用されます。