投影体積にスケール

このオプションは、アクティブワークプレーンに投影される体積に従い、サーフェスとソリッドのサイズを変更します。閉じたサーフェスは、ボリュームに関するあいまいさがないため、期待どおりにスケールされます。ただし、開いたサーフェスのボリュームはあいまいであるため、予期しない結果が発生することがあります。例えば、円形以外のカーブ形状を持つ球の体積は、あるルールを適用する場合を除き、定義することができません。

あいまいさを回避するために、PowerShape は、現行アクティブ平面にサーフェスを投影して、体積計算を実行します。スケール体積アルゴリズムについて、次に説明します。

次の方法で、投影体積にスケールします。

  1. サーフェスを選択します。
  2. [編集]タブ > [変換]パネル > [スケール]をクリックします。

    スケール ツールバーとスケール原点マーカーが表示されます。

  3. 必要に応じて、スケール原点を移動します。
  4. オリジナルオブジェクトを保持するには をクリックします。
  5. ツールバーのドロップダウンリストから、投影体積 を選択します。現行投影体積値が表示されます。
  6. 必要な体積を選択するか、ドロップダウンリストで新規値を入力します。

    Enter キーを押すと、サーフェスとソリッドがスケールされます。プリミティブサーフェスはパワーサーフェスに変換され、プリミティブソリッドは通常のソリッドに変換されます。

  7. 軸のスケール係数を 1 にロックするには、適切なロック ボタンをクリックします。
  8. [適用] をクリックして変更を了解するか、[キャンセル] をクリックします。