Areabook でプロジェクト標準の計算設定を編集する

計算設定を変更して、プロジェクト標準で定義された部屋割り当てタイプ、高さの線分の位置、およびその他の計算係数を修正します。

  1. 面積計算設定を変更するには、[Quantification]タブ Areabook Extensionパネル (Calculation Settings)をクリックします。

    [Calculation Settings]ダイアログが開きます。

  2. 下の表で説明されているように、一覧表示されているパラメータを変更します。
  3. (省略可能) [Set as default for new projects]を選択して、今後作成されるプロジェクトに同じ設定が使用されるようにします。
  4. この作業が完了したら次のように操作します。
    • [Restore Defaults]をクリックして、[Calculation Settings]ダイアログの上部に一覧表示されている、規格の既定の設定を変更します。
    • [Cancel]をクリックして、変更を加えずに[Calculation Settings]ダイアログを閉じます。
    • [OK]をクリックして、指定したように計算設定を変更します。
[Calculation Settings]ダイアログ
名前 説明
Currently Used Families
Room Assignment Type プロジェクト内のロードされた部屋割り当てファミリから選択します。[Edit Room Assignment Type]ツールを使用して追加のファミリをロードすることができます。
Height Lines Position
Height line 1 最初の高さの線分の長さの値。
Enable height line 2 2 番目の高さの線分を使用するには[Yes]を指定し、必要がない場合は[No]を選択します。
Height line 2 2 番目の高さの線分の長さの値。
Calculation Factors under Roofs, Stairs, and Niches (DIN Standard only)
Below height line 1 Height line 1 より下側にあるサブエリアは、正味の高さが非常に低く、十分に使用可能な居住面積を表さないので、既定では計算係数 0% で計算されます。このパーセンテージを調整して、プロジェクトのニーズに対応します。
Between height lines 1 and 2 Height line 1 と Height line 2 の間サブエリアは、正味の高さが低く、使用が制限された居住面積のみを表すので、既定では計算係数 50% で計算されます。
Above height line 2 Height line 2 より上側にあるサブエリアは、正味の高さが十分で、完全に使用可能な居住面積を表すので、既定では計算係数 100% で計算されます。このパーセンテージを調整して、プロジェクトのニーズに対応します。このパーセンテージを調整して、プロジェクトのニーズに対応します。
Ignore elements by area (DIN Standard only)
Ignore [Yes]の場合、部屋内の柱や仮想の部屋などのサブエリアは、面積計算時に考慮されません。次の[Area equal to or less than]パラメータを使用して許容差のしきい値を指定します。[No]の場合、すべてのサブエリアはラベル付けされて面積計算に含まれます。
Area equal to or less than 要素について、ラベル付けおよび計算が無視されるサブエリアのしきい値を指定します。
Ignore elements by height (DIN Standard only)
Ignore [Yes]の場合、部屋内の柱や壁のセグメントなどのサブエリアは、面積計算時に考慮されません。次の[Height equal to or less than]パラメータを使用して許容差のしきい値を指定します。[No]の場合、すべてのサブエリアはラベル付けされて面積計算に含まれます。
Height equal to or less than 要素について、ラベル付けおよび計算が無視されるサブエリアの高さのしきい値を指定します。
Ignore elements by riser count (DIN Standard only)
Ignore [Yes]の場合、部屋内の所定のステップ数までの階段は、面積計算時に考慮されません。次の[Riser count equal to or less than]パラメータを使用してステップ数を指定します。[No]の場合、すべての階段はラベル付けされて面積計算に含まれます。
Riser count equal to or less than 階段について、ラベル付けおよび計算が無視される蹴上げ数のしきい値を指定します。
Ignore elements by depth (DIN Standard only)
Ignore [Yes]の場合、部屋内で床に接触して影響を及ぼすくぼみは、面積計算時に考慮されません。次の[Depth equal to or less than]パラメータを使用して許容差のしきい値を指定します。[No]の場合、すべてのくぼみが計算されます。
Depth equal to or less than ラベル付けおよび計算が無視されるくぼみの奥行きのしきい値を指定します。