フリー フォーム鉄筋の詳細設計と鉄筋形状の一致の規則を理解します。
既存の鉄筋形状ファミリとフリー フォーム鉄筋インスタンスを照合するか、鉄筋ジオメトリに一致する新しい形状を作成します。セット内の各鉄筋はこの照合の手順に従い、集計用の共通の製造データ抽出を可能にします。鉄筋形状は、形状駆動とフリー フォーム鉄筋の間で共通ですが、両者には多少の違いがあります。
- 形状駆動鉄筋は、共通の形状ファミリで定義されています。
- フリー フォーム鉄筋のジオメトリは選択した参照によって定義され、適用可能なファミリの形状に一致します。それ以外の場合は、そのジオメトリに一致する独自の形状を作成します。
フリー フォーム鉄筋が鉄筋形状のファミリと一致した場合、構造鉄筋の番号付けとアセンブリの一致プロパティは、形状コードやセグメント長などの形状情報を使用します。
セット内の各鉄筋が平面であり、鉄筋形状ファミリの規則に従ってスケッチできる場合は、鉄筋の形状に一致させることができます。一致する鉄筋形状がプロジェクトに存在する場合は鉄筋と一致し、そうでない場合は、新しい鉄筋形状ファミリが作成されます。
鉄筋の面の外側に回転するフックを持つ平面フリー フォーム鉄筋は、互換性のあるフック回転を持つ鉄筋形状に一致します。
鉄筋形状ファミリの規則
ヒント: 形状の照合でトラブルシューティングするには、個別の鉄筋セグメントをハイライト表示するために寸法を使用するか、一致させることができない場合は、ジオメトリを分析するために鉄筋を DWG ファイルにエクスポートします。
作業者向け指示パラメータ
作成される方法を指定するには、フリー フォーム鉄筋に作業者向け指示インスタンス パラメータを使用します。次の項目を指定します。
- 直線。鉄筋は直線バーとしてサイトに配置されます。形状コードは、プロジェクト(鉄筋形状: 00)にロードされた最初の直線鉄筋形状です。
- 曲げ。鉄筋は一致すると、既存の鉄筋形状に曲げられます。一致が存在しない場合は、一致する鉄筋形状が新しく作成されます。
鉄筋形状に自動的に一致しないフリー フォーム鉄筋には、別の形状を割り当てることができます。これを実行するには、フリー フォーム鉄筋を作成し、鉄筋インスタンス プロパティで別の形状を割り当てます。
フックと末端処理
フックおよび末端処理はいずれも、一般的な配筋設定ダイアログの鉄筋形状定義に含まれる場合、形状に鉄筋ジオメトリを一致させるときに使用されます。
同じセット内の鉄筋は異なる鉄筋形状と一致させることができます。セットには開始時にフックを指定することができますが、セットの鉄筋によっては対応する形状に一致するように反転することがあります。
ヒント: フリー フォーム セット内の各鉄筋の各端に割り当てられてるフックと末端処理は、鉄筋集計表を使用して取得します。
注: 形状のジオメトリに変更が行われて、フリー フォームの鉄筋ジオメトリで一致しない場合は、新しい形状を作成するプロンプトが表示されます。