配筋の端部処理について

鉄筋と鉄筋カプラーの端部処理について学習します。

鉄筋の端部処理は、カプラーがアタッチされているときの接続タイプの種類を表します。端部処理はパラメータとして表されます。

鉄筋カプラーを使用せずに鉄筋端部に端部処理を追加できます。つまり、鉄筋カプラーで鉄筋を接合することなく、プロジェクト内の任意の鉄筋に端部処理を指定できます。鉄筋を選択し、[始端での端部処理]パラメータまたは[終端での端部処理]パラメータを、プロジェクトで設定されている値のいずれかに変更します。

鉄筋の端部処理は編集および参照ができます。既定では、「溶接」と「ねじ込み」の 2 つの処理が使用できます。それ以外の端部処理は、プロジェクト ブラウザで[複製]を使用して作成します。
  1. プロジェクト ブラウザで、[ファミリ] [構造鉄筋] [端部処理]にナビゲートします。
  2. 既存のいずれかの端部処理を右クリックし、[複製]を選択します。
  3. 新しい端部処理を右クリックし、名前を適宜変更します。
  4. 端部処理を右クリックし、[タイプ プロパティ]を選択します。
  5. [構成]で、必要に応じて新しい端部処理パラメータ名を入力します。
また、鉄筋カプラー ファミリの端部処理を編集および参照することもできます。
  1. ファミリ エディタで、カプラーを開きます。
  2. [ファイル]タブ [プロパティ]パネル (ファミリ タイプ)をクリックします。
  3. [構成]で、必要に応じて新しい端部処理 1 および端部処理 2 のパラメータを入力します。
  4. [OK]をクリックしてファミリを更新します。
  5. プロジェクトにファミリをロードしてカプラーを更新します。