トラスを屋根または構造床にアタッチすると、トラスの弦材はアタッチされた要素に強制的に適合されます。
アタッチされたトラスには、次の規則が適用されます。
- 弦材の位置は、そのアタッチと支持弦の割り当てによって決まります。
- トラスの上弦材がアタッチされている場合、その配置基準線はアタッチされている要素の下面になります。
- トラスの下弦材がアタッチされている場合、その配置基準線はアタッチされている要素の上面になります。
- 非耐力弦しかアタッチされていない場合、支持弦の位置はアタッチされていない弦材の現在の配置基準線となります。
- 支持弦しかアタッチされていない場合、非支持弦の位置は[トラス高さ]プロパティによりオフセットされたトラスの配置基準線となります。オフセットは、上弦材の正の距離と下弦材の負の距離を表します。
- トラスの弦材の配置基準線は、屋根または構造床の下(上弦材にアタッチされている場合)または上(下弦材にアタッチされている場合)にする必要があります。
- 上弦材の高さは、常時下弦材より高くなる必要があります。接することはできますが、交差できません。
- 屋根または構造床の幅は、トラスの幅以上にする必要があります。トラスは、そのトラスを完全に覆っていない構造床や屋根にアタッチすることはできません。
トラスをアタッチするには
- 屋根と構造床の表示が現在のビューでオンになっていることを確認します。
- アタッチする 1 つまたは複数のトラスを選択します。
- [修正 | 構造トラス]タブ [トラスを修正]パネル (上部をアタッチ/下部をアタッチ)をクリックします。
- オプション バーで、アタッチされるトラス弦材に[トラスをアタッチ:]([上]または[下])を選択します。
- 屋根または構造床を選択します。
注: すべてのトラス ファミリが正しく屋根または構造床にアタッチされるわけではありません。弦材を対応する屋根または構造床の形状に適合させるには、レイアウト ファミリの弦材のスケッチ線分が、上部参照面と一致している必要があります。屋根/構造床のプロファイルによって、弦材の形状ではなく、ファミリの参照面が変形設定されます。トラス プロファイルの形状は破棄されません。元のプロファイルは、トラスが後でアタッチ解除された場合に表示されます。
トラスをアタッチ解除するには
- アタッチされたトラスを選択します。
- [構造トラスを修正]タブ [トラスを修正]パネル (上部をアタッチ解除/下部をアタッチ解除)をクリックします。
- アタッチ解除元の屋根または構造床を選択します。
- (省略可能) オプション バーで[すべてアタッチ解除]をクリックして、上弦材および下弦材をアタッチ解除します。
元のプロファイル形状が保持されたまま、トラスがアタッチ解除されます。