ビュー内部における要素の表示設定とグラフィック表示に関して、よく発生する問題を特定し、解決する方法を紹介します。
多くの場合、オブジェクトがビューに現れない、または期待どおりに表示されない原因は、表示設定が適切に行われていないことにあります。新しい空のプロジェクトでエラーの再現を試みてください。このプロセスにより、フェーズやファミリの作成中に発生するさまざまな種類におよぶ多くの表示問題を区別して対処することができます。
オブジェクトがビューに表示されない原因を解消するには、このチェックリストを使用してください。
あるオブジェクトのカテゴリ全体がハーフトーンとして表示するように設定されていないにもかかわらず実際にハーフトーンで表示されている場合は、ビューの専門分野を変更してみてください。[専門分野]設定により、さまざまなオブジェクト カテゴリが専門分野固有のビューでどのように表示されるかが決まります。「表示設定とグラフィック表示ダイアログについて」を参照してください。
また、[コーディネーション]を選択して、ハーフトーンなしのソリッドとしてすべてのオブジェクト線分を表示します。詳細は、「ビュー プロパティ」を参照してください。
現在の表示内容を更新して再表示するには、オブジェクトをビューから切り取り、同じ面に揃えて貼り付けます。この操作は、単一インスタンスのジオメトリの描画の問題が発生した場合に強制的に更新を行います。
「位置合わせした要素を貼り付ける」を参照してください。
次の操作を試して、立面図および断面図マークの表示の問題を解決します。
通芯および参照面の表示の問題を解決するには、次の操作を試してください。
ビューのグラフィックスは、グラフィックス カードやグラフィックス ドライバによって影響を受けることがあります。 グラフィックス カードと現在のグラフィックス ドライバの詳細については、[オプション]ダイアログの[ハードウェア]タブを確認してください。
[オプション]ダイアログで、[ハードウェア]タブの[ハードウェア アクセラレーションを使用])設定と、[グラフィックス]タブの[アンチエイリアシングを使用して線分を滑らかにする]設定を変更することもできます。 これらの設定の変更によってグラフィックスの問題が解決したかどうかを確認するには、ファイルを閉じてからもう一度開きます。