結合したコンクリートフレーム要素の表示に一貫性がない

ビューの詳細レベルに[標準]または[詳細]を指定すると、平面図ビューの結合されたコンクリート構造フレーム要素が正しく表示されない、またはジオメトリの一部が消えてしまいます。

問題: ビュー範囲の切断面が、コンクリート フレーム要素のジオメトリと交差しています。通常、不規則な形状のコンクリート梁の場合、3 つすべての詳細レベルでジオメトリ全体が表示されます。しかし、コンクリート フレーム要素が結合すると、それらの要素は切り取り可能となり、ビューの切断面の影響を受けやすくなります。

この動作の簡単な例として、棚付きのパン ジョイストを考えてみます。次のジョイストのプロファイルにある緑色の破線は、ビューの認識された切断面を表しています。

[詳細レベル]を指定すると、個々のフレーム要素と結合されたフレーム要素間の動作の違いがより明らかになります。

[詳細レベル]: [簡略] [詳細レベル]: [標準]または[詳細]

[標準]と[詳細]の詳細レベルでは、結合されていない梁は切断されていない状態のままとなりますが、結合された梁には[ビュー範囲]の切断面が考慮されます。

解決方法: 要素全体が含まれるように、ビュー範囲設定を調整します。場合によっては、目的のビューを得るために、フィルタの使用や、要素の非表示/選択表示が必要になることもあります。