各 AutoCAD 寸法点に対し、自動調整されない AEC 寸法点が作成されます。生成される AEC 寸法は、選択した AEC 寸法ツールのプロパティを保持します。これらのプロパティは、AEC 寸法の作成後に編集できます。
- 使用するツール パレットを開きます。
- AEC 寸法ツールを右クリックして、[ツール プロパティを適用]
[AutoCAD 寸法]をクリックします。
- AutoCAD 寸法を選択し、[Enter]を押します。
- 次のいずれかの操作を行います。
- 選択した 1 つの AutoCAD 寸法を変換するには、手順 7 に進みます。
- 選択した複数の AutoCAD 寸法を変換するには、手順 5 に進みます。
- 図面上の希望の位置をクリックして、AEC 寸法の位置を指定します。たとえば、AEC 寸法はオブジェクトの上または下に配置できます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- 寸法の方向を設定するには、マウスを使用してドラッグします。補助線が、反対の方向に描かれます。
- AEC 寸法を図面の点に垂直に配置するには、コマンド ラインに perp と入力し、寸法を垂直に配置する点を指定します。
- AEC 寸法にユーザ指定の角度を設定する場合は、コマンド ラインに希望の角度を入力します。
注: 指定した角度は、寸法を記入したオブジェクトからの角度ではなく、UCS で計算されます。
- 元の AutoCAD 寸法を消去するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。AutoCAD 寸法を残すには[Enter]を押し、消去するには y と入力します。
生成された AEC 寸法が、次のように表示されます。
次の場合には... |
次のように操作します |
AutoCAD 寸法を 1 つだけ選択した場合 |
新しい AEC 寸法が、AutoCAD 寸法と同じ位置に挿入されます。元の AutoCAD 寸法を消去しなかった場合、AEC 寸法は AutoCAD 寸法の上に配置されます。 |
複数の AutoCAD 寸法を選択した場合 |
手順 6 と 7 で指定したコンテンツに従って新しい AEC 寸法が挿入されます。元の AutoCAD 寸法は、消去しなかった場合、元の位置にそのまま残ります。 |