構造部材形状の定義
構造部材形状の定義の名前は、それを含める構造部材スタイルに従って命名します。たとえば、鋼材バー ジョイスト部材スタイルを定義する場合で、ジョイストの最下部の弦の基になる構造部材の形状定義を既に定義済みの場合は、単に「鋼材ジョイスト最下部の弦」と命名します。
構造部材スタイル
構造部材は、それが表す特定の構造オブジェクト タイプに従って、寸法情報を含めて命名します。
構造部材スタイルの命名規則:
<構造部材のタイプ> <サイズ>
注: 多くの場合、標準の構造部材形状指示には部材のサイズが含まれます。その場合、構造部材名は単に構造部材指示になります。
構造部材スタイル名の例:
構造部材スタイルの説明 |
名前の例 |
H 形鋼材形状(W8x40) |
W8x40
|
10” K シリーズ バー ジョイスト |
バー ジョイスト 10K1
|
装飾用先細角柱(特定用途) |
装飾用角柱 - 先細 12”-8”
|
10” 合板ウェブ木材ジョイスト |
合板ウェブ ジョイスト - 10
|
注: 構造部材スタイルの命名規則は固定ではありません。構造部材カタログの結果として定義された構造部材スタイルの場合は、カタログで設定された既定の名前を使用することができ、多くの場合その方が効率的です。上記のスタイル名「合板ウェブ ジョイスト - 10」の場合は、「10” 合板ウェブ木材ジョイスト」となります。
構造部材スタイルにおける推奨事項:
- 構造部材スタイルを命名する場合は、2 つ以上の目的で使用するかどうかを考慮します。たとえば、H 形は、柱、ブレース、梁のいずれかで使用することができます。そのような要素の場合は、部材スタイル名に具体的な用途を含めないことをお勧めします。
- 構造部材スタイルの[モデル]表示のカスタム表示ブロックを定義する際、可能ならば、マス要素の代わりに他の構造部材を使用してブロックを定義します。この例は、AutoCAD Architecture 2023 toolset に添付のバー ジョイスト スタイルの例にあります。ウェビングを定義するカスタム表示ブロックは、「鋼材ジョイスト ウェビング」という名前の構造部材スタイルから作成されています。
- 構造部材スタイルの各コンポーネントには、マテリアルを割り当てます。