図面に置かれているオブジェクトがあるレイヤを決めるために、この手順を使用してレイヤ標準とレイヤ キー スタイルを指定します。
現在の図面で使用するレイヤ キー スタイルを指定します。また、新しい図面を設定するときに読み込まれるレイヤ標準とレイヤ キー スタイルを指定することもできます。
C:¥ProgramData¥Autodesk¥ACA <バージョン>¥jpn¥Layers にある AecLayerStd.dwg には、多数のレイヤ標準とレイヤ キー スタイルが含まれています。
既定では、AecLayerStd.dwg (上記の Layers フォルダに存在)は自動的にロードされます。レイヤ標準とレイヤ キー スタイルは、このファイルに含まれています。
現在の図面に既定のレイヤ オプションを指定する
をクリックすると、ファイルにナビゲートできます。
このオプションを選択すると現在の図面をチェックし、選択されたレイヤ キー スタイルがあるかどうかチェックします。ない場合は、現在の図面の日時と外部ファイルの日時が比較されます。外部のレイヤ キー スタイル図面の方が新しい場合は、そのレイヤ キー スタイルとレイヤ標準が再度読み込まれます。この処理は図面ファイルを開くたびに行われます。したがって、レイヤ キー スタイルを再読み込みさせるには、図面を閉じて、再び開く必要があります。
AEC オブジェクトの異なるコンポーネントを異なるレイヤに配置できます。これはオブジェクトの表示プロパティにより行えます。たとえば、現在のレイヤ キー スタイルは、「A-Wall」という名前のレイヤ上の壁に配置し、壁のマテリアル定義は「A-Wall-Comp」という名前のレイヤ上の内部境界に配置できます。レイヤ[A-Wall]をオフにすると、これらのコンポーネントが他のレイヤに割り当てられていても、通常は壁全体(その内部境界も含む)が非表示になります。[表示コンポーネントのレイヤ オン/オフを独立してコントロール]設定をオンにすると、メイン オブジェクトのレイヤ(この場合は[A-Wall])がオフであっても、[A-Wall-Comp]上の内部境界コンポーネントが許可されます。この動作はプラン表示によっては望ましいものになります。
次の操作を行いたい場合 | 次のように操作します... |
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メインコンポーネントのレイヤがオフになっているとき、異なるレイヤ上の第 2 オブジェクト コンポーネントをオフにする | 表示コンポーネントのレイヤ オン/オフを独立してコントロールをクリアします。 |
第 2 オブジェクト コンポーネントをメイン オブジェクト コンポーネント レイヤの設定とは独立してオン/オフする | 表示コンポーネントのレイヤ オン/オフを独立してコントロールを選択します。 |
次の操作を行いたい場合... | 次のように操作します... |
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テンプレートを使用しないか、作図環境設定の情報を含まないテンプレートから作成する新しい図面に、レイヤ設定を既定の設定として保存するには | [既定値として保存]をオンにして、[OK]をクリックします。[単位]タブと[尺度]タブの設定も、既定の設定として保存されます。 |
レイヤの設定を現在の図面だけに保存するには | [既定値として保存]をオフにして[適用]をクリックしてから、[OK]をクリックします。 |
作図単位も変更した場合は、現在の図面に含まれる既存のオブジェクトの尺度を新しい単位に合わせて調整するかどうかを指定するプロンプトが表示されます。