概要 - オンライン マップ

図面に地理的位置情報が含まれ、Autodesk Account にサイン インしている場合、オンライン マッピング サービスからのマップを現在のビューポートに表示できます。

オンライン マップは、オンライン マップ サービスによって動的に提供される一時的なグラフィックスです。マップはビューポート内の他のすべての図面オブジェクトの背後に表示され、図面ファイルに割り当てられている GIS 座標系の範囲をカバーします。オンライン マップは一時的なグラフィックスのため、印刷することはできず、A360 にサイン インしていない場合は表示することもできません。オンライン マップの他の背景描画は、通常は大きな領域、標準的な CAD プロジェクトの範囲よりも十分に大きな領域をカバーします。

マップを印刷したり、オフライン時にマップを表示する必要がある場合は、必要な領域をマップ イメージというオブジェクトに「キャプチャ」することができます。マップ イメージは、オンライン マップの上の作図領域に埋め込まれ、図面と一緒に保存されます。オンライン マップとは異なり、マップ イメージは一時的なグラフィックスではなく、印刷することができます。Autodesk Account にサイン インしていない場合でも使用できます。

マップのスタイル

マップは、衛星写真(航空写真スタイル マップ)として、またはベクトル イメージ(道路地図スタイル マップ)として表示することができます。マップを、航空写真と道路地図スタイルのハイブリッドとして表示することもできます。作図領域が複数のビューポートに分割されている場合、ビューポートごとに異なるスタイルのマップにすることができます。

ダイアログ ボックスでのマップの使用

オンライン マップは、[地理的位置]ダイアログ ボックスにも表示されます。これにより、地理マーカーとして使用する参照点を指定することができます。コンピュータにダウンロードされるデータの量を制限したい場合は、ライブ マップ データを使用しないよう選択できます。このようにすると、マップ サービスには接続されないので、マップはインターネットに接続していないかのように動作します。

注: 図面ファイルをオンライン マップを使用して旧リリース上の図面ファイルと共有する場合は、オンライン マップが機能するように 64 ビット システムを使用することをお勧めします。32 ビット システムでオンライン マップを使用すると、システムの速度が低下することがあります。