概要 - 寸法拘束が適用されたオブジェクトを修正する

拘束値を変更したり、グリップを使用して寸法拘束を操作したり、寸法拘束に関連付けられているユーザ定義変数や式を変更することにより、オブジェクトの長さ、距離、角度をコントロールできます。

寸法拘束の名前、値、式を編集する

寸法拘束に関連付けられた名前、値、式は、次のようにインプレイス編集を使用して編集できます。

  • 寸法拘束をダブルクリックするか、寸法拘束を選択してショートカット メニューを使用するか、TEXTEDIT[文字編集]コマンドを使用する。
  • [プロパティ]パレットを開いて、寸法拘束を選択する。
  • [パラメータ管理]を開いて、リストまたは図面内から寸法拘束を選択する。
  • クイック プロパティ パレットをカスタマイズして、複数の拘束プロパティを表示する。

インプレイス編集中に他の寸法拘束を選択することにより、それらを参照することができます。

注:

参照パラメータの[式]と[値]プロパティは編集できません。

グリップを使用して寸法拘束を修正する

関連付けられた寸法拘束上の三角形のグリップまたは正方形のグリップを使用して、拘束されたオブジェクトを修正できます。

寸法拘束の三角形のグリップを使用すると、拘束を保持しながら拘束値を変更できます。

たとえば、平行寸法拘束の三角形のグリップを使用して、対角線の長さを変更できます。対角線は、その角度およびいずれかの端点の位置を保持します。

寸法拘束の正方形のグリップを使用すると、文字などの要素の位置を変更できます。

注: オブジェクト自体のグリップを使用して寸法拘束されたオブジェクトを編集するには、グリップをクリックし、[Shift]を押して、一時的に拘束を解除します。