概要 - [パラメータ管理]を使用してジオメトリをコントロールする

[パラメータ管理]には、寸法拘束パラメータ、参照パラメータ、ユーザ定義変数が表示されます。これらは、作成、編集、編成することもできます。

パラメータの作成、修正、削除は、[パラメータ管理]から簡単に行うことができます。[パラメータ管理]では次の操作をサポートします。

式で演算子を使用する

寸法拘束パラメータとユーザ定義変数では、式の中で次の演算子をサポートしています。

演算子 説 明
+ 加算

-

減算または単項否定

%

浮動小数点剰余
*

乗算

/ 除算
^ べき乗
( ) 括弧、式の区切り

.

十進数の区切り
注: フィート/インチ単位を使用すると、[パラメータ管理]では、マイナスまたはダッシュ(-)が減算記号としてではなく、単位区切り記号とみなされます。減算を指定するには、マイナス記号の前または後に少なくとも 1 つのスペースを含めます。たとえば、5' から 9" を引く場合は、5'-9" と入力するのではなく、5' -9" と入力します。

式の優先順位を理解する

式は、数式の標準の優先規則に従って評価されます。

  1. 最初に括弧内の式が、最も内部の組から評価される。
  2. 演算子の標準の順序、(1)単項否定、(2)指数、(3)乗算と除算、(4)加算と減算の順に評価される。
  3. 演算子の優先順位が同じ場合は、左から右の順に評価される。

式でサポートされている関数

式では次の関数を使用できます。

関数 構文
余弦 cos()
正弦 sin()
正接 tan()
逆余弦 acos()
逆正弦 asin()
逆正接 atan()
双曲線余弦 cosh()
双曲線正弦 sinh()
双曲線正接 tanh()
逆双曲線余弦 acosh()
逆双曲線正弦 asinh()
双曲線正接 atanh()
平方根 sqrt()
符号関数(-1,0,1) sign()
四捨五入 round()
小数点以下切り捨て trunc()
切り捨て floor()
切り上げ ceil()
絶対値 abs()
配列要素の最大値 max(式 1;式 2)
配列要素の最小値 min(式 1;式 2)
度をラジアンに変換 d2r()
ラジアンを度に変換 r2d()
対数、底 e ln()
対数、底 10 log()
指数、底 e exp()
指数、底 10 exp10()
べき乗関数 pow(式 1;式 2)
ランダム小数、0-1 Random

これらの関数に加え、定数 Pi と e も式で使用できます。