練習 P2: イメージを図面に位置合わせする

この練習では、[位置合わせ]を使用して、航空写真をベクトル図面に位置合わせします。

[位置合わせ]は、必要に応じて挿入点、尺度、回転角度を調整して直線的な配置設定を適用し、ラスター イメージをベクトル図面内の既知の点または他のイメージに位置合わせします。

イメージを図面に位置合わせするには、イメージ上で 2 つの基点を指定し、それに対応する図面上の 2 つの目的点を指定します。AutoCAD Raster Design toolsetは、それらの点を基に図面との位置関係を判断し、イメージを再配置します。

関連する練習

この練習を行う前に、AutoCAD Raster Design toolsetのオプションが練習「練習 A1: AutoCAD Raster Design Toolsetのオプションを設定する」で説明したとおりに設定されていることを確認します。

練習

  1. ..\Program Files\Autodesk\ApplicationPlugins\RasterDesign2023.Bundle\Contents\Tutorials¥Tutorial5 フォルダの図面ファイル Map_02.dwg を開きます。

    ビューポート TU_match を呼び出す

  2. リボンの[表示]タブ [モデル ビューポート]パネル [ビューポート管理] をクリックします。次に、ビューポート管理で TU_match を選択し、[OK]をクリックします。

    1 番目の点を位置合わせする

  3. リボンの[ラスター ツール]タブ [配置設定]パネル [位置合わせ] をクリックします。
  4. 1 番目の基点には、右上のビューポートを選択し、次にイメージ上の基点を選択します。
  5. 1 番目の目的点には、左上のビューポートを選択し、次に X の中心の石壁と区画境界の交点を選択します。

    2 番目の点を位置合わせする

  6. 2 番目の基点には、右下のビューポートを選択し、次に建物の右下コーナーでイメージ上の基点を選択します。
  7. 2 番目の目的点には、左下のビューポートを選択し、次に X の中心を選択します。

    2 番目の目的点をクリックすると、すぐに図面に合わせてイメージがスナップされます。

    2 点を位置合わせした結果を確認する

  8. 1 つのビュー ポートを設定するには、[表示]タブ [モデル ビューポート]パネル [ビューポート設定]ドロップダウン [単一]を選択します。次に、縮小表示して航空写真上に上書きされたベクトル線を確認します。
  9. 変更を保存せずに図面を閉じます。