このチュートリアルでは、AutoCAD Raster Design toolsetで写真や地図のイメージを使用して作業する方法を説明します。
AutoCAD Raster Design toolsetを使用して、航空写真、衛星画像、地図の有用性を次のような機能で向上させることができます。
- イメージを AutoCAD 図面内のベクトル ジオメトリに対して配置設定する。
- 他の図面やアプリケーションで使用できるように、配置設定ファイルとともにイメージを書き出す。
- イメージの歪みを補正する。
- イメージの判読性を向上させる。
- 土地利用図や地形図などの地図イメージから各種の情報を抽出する。
- インターネットからイメージを挿入する。
- DEM (Digital Elevation Model)から表示可能な地図を作成する。
- マルチスペクトル衛星画像を使用して特殊な地勢を表示する。
- グレースケール イメージをモノクロ イメージに変換し、必要なフィーチャーを際立たせる。
- 土地境界、河川、等高線などのラスター図形をトレースして、ベクトル オブジェクトを作成する。
- イメージの不必要な領域を削除し、透明な領域にする。
- 複数のイメージのイメージ モザイクを作成し、大きな領域をカバーする。
- 既存のイメージを合成して、新しいイメージを作り出す。
このチュートリアルのレッスンでは、次のイメージを使用して AutoCAD Raster Design toolsetで作業を行う方法を説明します。
- 航空写真。開発計画に使用する現在の土地が示されています。
- Natural Resources Conservation Service(NRCS)の土地利用図。土地境界と開発区域の周囲の土地の種類が示されています。
- 2 つの隣接する地形図。地域の物理的な地形が示されています。
- DEM(Digital Elevation Model)。
- マルチスペクトル衛星イメージの 4 バンド セット。